12日にエディオンアリーナ大阪で、ボクシングWBC世界ライトフライ級タイトルマッチが行われた。 チャンピオンの拳四朗(27=BMB)が、最強挑戦者の同級1位のジョナサン・タコニン(32=フィリピン)を衝撃KOで下し、試合を決めた。 ワンパンチで試合を決める序盤はフットワークを使う拳四朗に対して、サウスポースタイルのタコニンは、プレッシャーを掛ける。 軽量級では、破格の8割KO率を誇るタコニンのパンチは迫力がある。 拳四朗は、右を放ちタコニンの前進を止め、ジャブで距離を測りながら、右のパンチをタイミングで合わせていく。 身長が低いタコニンを相手に、時折右アッパーを打ち、タイミングよくパンチを決めていた。 徐々に、拳四朗がペースを掴みタコニンにパンチを集めていく。ベストな間合いを掴んだのだろう。 タコニンは、一発狙いで強打を振り回すが拳四朗には当たらない。パンチが当たらないのは、焦りに繋がりス