東陽テクニカは7月12日,ソフトウエアの構成管理を支援するツール「Perforce」を発売した。米パフォース・ソフトウエアが開発した製品で,競合製品よりも低価格である,使い勝手がよい,という2点が特徴。8月末に日本語ベータ版をリリースし,10月に日本語版を正式に出荷する予定だ。 Perforceは,ソフトウエアのバージョン管理や変更管理といった「構成管理」の作業を支援する。特に複数人で大規模アプリケーションを開発する際に効果を発揮する。変更履歴などのデータはサーバーのリレーショナル・データベース(RDB)上で管理し,開発者は必要に応じて専用クライアント(Windows系OSで稼働),あるいはWebブラウザから利用できる。 東陽テクニカの湯本倖三社長は,「構成管理ツールの価格は,一般に1ライセンスあたり40万~50万円。使いこなすのも大変で,敷居が高かった」と話す。これに対しPerforce