民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年に購入した土地を巡る問題で、同会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)(民主)が土地代金として小沢氏から受け取ったとされる現金4億円について、東京地検特捜部の事情聴取に、「小沢先生のいるマンションに呼ばれ、先生から現金4億円の入った紙袋を手渡された」と供述していることが、関係者の話でわかった。 特捜部は、小沢氏から4億円の調達方法などについて説明を求める必要があると判断、参考人として事情聴取に応じるよう要請した。 陸山会は04年10月29日、東京都世田谷区深沢の土地を約3億4000万円で購入。原資には、簿外の現金4億円が充てられたが、同会の04年分の政治資金収支報告書にはこの4億円の収入が記載されていない。 関係者によると、土地取引を担当していた石川議員は、特捜部の事情聴取に「当時の陸山会には土地を購入する資金がなく、小沢先生に
西松建設から民主党の小沢一郎幹事長側への違法献金事件に絡み、東京地検特捜部が昨年3月に強制捜査に着手した際、民主党の石川知裕衆院議員(36)らが、小沢氏の資金管理団体「陸山会」や石川氏の事務所にあった大量の書類を別の場所に運び出していたことが5日、関係者への取材で分かった。ゼネコンからの陳情書類など事件関係のものがあったという。石川氏側はこうした事実を全面否定しているが、特捜部は書類の内容や運び出しの時期から、証拠隠滅を図った可能性もあるとみているもようだ。 特捜部は昨年3月3日、陸山会などが西松からの企業献金をダミーの政治団体から受けたとする政治資金規正法違反容疑で、陸山会会計責任者だった小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)=公判中=を逮捕。東京・赤坂の陸山会の事務所を家宅捜索し、関係資料を押収した。 特捜部はさらに、同月中旬以降、複数回にわたり、平成16年まで小沢氏の秘書で陸山
「まだ次の職が決まらないから、もう本当にお金がないよ」A氏がそう嘆いても、妻は月々の家計の要求金額を絶対に譲ろうとはしない。 ジャーナリスト 白河桃子=文 尾関裕士=撮影 容赦ないリストラや倒産の嵐が吹き荒れる中、元外資系金融マンや起業家を夫に持つ妻たちの生活に異変が起きている。そんな「リーマンショック妻」の内情を取材した。 「元リーマン妻がモンスターワイフ化している!」 そんな噂が、外資系金融業界で囁かれている。例えば、かつてリーマンで働いていたことがあり、昨年、別の外資系投資銀行をリストラされたA氏(30代後半)の妻。港区の外国人向け高級マンションに住んでいたが、会社契約だったため、リストラと同時に中央区・月島に移った。 しかし、元キャビンアテンダントの妻は、いまだに買い物は広尾の明治屋か青山の紀ノ国屋、美容院は港区。子供はアメリカンスクール受験用のセレブ幼稚園に通い続け、妻の母親の
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」による、東京都世田谷区の土地購入問題に絡み、東京地検特捜部は、大手ゼネコン鹿島(東京都港区)の東北支店元幹部らゼネコン数社の関係者について五日から、一斉聴取を始める方針を固めたもようだ。土地購入費をめぐる資金の流れにはなお未解明な点が多く、小沢氏側に献金をしてきたゼネコン関係者への聴取が不可欠と判断したとみられる。 関係者によると、陸山会は二〇〇四年十月二十九日、東京都世田谷区深沢の土地を約三億四千万円で購入。それ以前のわずか数週間に、陸山会の複数の口座には、土地代金の原資になったとみられる三億八千数百万円が、数千万円単位に分散して入金されていた。 また、水谷建設(三重県桑名市)の経営トップは特捜部の聴取に「〇四年十月中旬、都内のホテルで小沢氏側に現金五千万円を手渡した」と供述しているが、資金提供があったとされる数日後に、同額の現金が陸山会の口座
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