京都アニメーションのスタジオが放火された事件で、亡くなった社員を追悼する式が京都市で開かれ、アニメ業界の関係者や支援者などが参列し、別れを惜しみました。 亡くなった社員を追悼する「お別れ そして志を繋ぐ式」が2日、京都市左京区で開かれ、アニメ業界の関係者や支援者など約500人が集まりました。 初めに参列者全員で黙とうをささげた後、京都アニメーションの八田英明社長が、今も涙をこらえられない日々が続いていると話しました。 そして、世界中から寄せられた義援金やメッセージに励まされたとしたうえで、「こんなにも世界に作品が届いていたことを知りました。これからも世界中の人たちに夢と希望と感動を育むアニメーションを届けたいと思っています」と述べ、今後も作品作りに強い思いで臨む決意を示しました。 続いて、参列者たちは設けられた祭壇に進み、順番に花を手向けて、亡くなった社員たちに祈りをささげていました。 会