どういうことかというとネットのコメント文化というのは元となる記事があってそれに対してコメントがつくものだ。 最近では記事そっちのけでコメントバトルなんかが常態化しているが、おおもとにあるのは記事である。 そこで、ある本を読了したあと、その本にまつわるコメント・レビューを読んでみるのだ。 これが面白い。 特に、しっかりした内容であれば批判コメントもものすごく参考になる。 自分はこの本は面白い、一気読みするくらい良い内容だった!と思ってても、 鋭い批判コメントを読むと、ああなるほど確かにその部分の言及が足りなかったかもなあ、と思い、 今度はその足りない部分に言及している本が読みたくなる。 本棚にあるずっと昔に読んだきりの本についても、コメントを読んでるとまたもっかい読んでみたいという気になる。 自分の読書体験が、コメントにより充実化するのだ。 コメントを読むのは楽しいけれど、結局おおもとの記事