幼少期より将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司(松田龍平)は、プロ棋士の登竜門である新進棋士奨励会に入会する。しかし、「26歳の誕生日までに四段昇格」という規定への重圧から勝てなくなり、年齢制限により退会する。途方もない絶望と挫折感を味わう晶司だったが、親友の鈴木悠野(野田洋次郎)や家族など周囲の人々に支えられ、夢をかなえるため再び立ちあがる。 shottan-movie.jp 2018年、映画館での27作目。 平日の夕方の回で、観客は僕ひとりで、久々の「おひとりさま上映会」でした。 映画って、どんな時間のどんな作品でも、案外、ひとりっきりになることはないんですけどね。 しかも、けっこう良い作品なのに…… 最近、将棋を扱った映画って多いですよね。 奨励会で三段リーグにまで到達しながら、プロ棋士への最後にして最大の壁を突破できず、年齢制限で退会したのちに、アマチュア名人からプロ編入