「鹿島がアジア勢史上初の決勝進出を決めた要因は、”神がかり”と”学習能力”」FIFAクラブ・ワールドカップ 準決勝 アトレティコ・ナシオナル-鹿島アントラーズ しかしアジア王者でも何でもない、単なる開催国枠で出場した鹿島アントラーズが、南米王者のアトレティコ・ナシオナルを3-0で破って決勝に進出するとは、いったい誰が大会前に予想できただろうか(笑)。 間違いなくその一番の要因は、まさに神がかりと言える運のよさ。マメロディ戦では前半に11本のシュートを打たれながらも無得点で抑え、アトレティコ・ナシオナルに対しても前半は実に13本、そのうち2本がゴールマウスに当たり、曽ヶ端は突然ワールドクラスのGKになって至近距離から打たれたシュートを止めまくった。 そしてトドメは、FIFA主催の大会としては初めて導入された、ビデオ判定によるPK。この場面、確かに西大伍は相手に足を引っ掛けられて倒されているの