※「Metroアプリ」という呼称について Windows 8で導入された新しいWindowsアプリケーションの形態やそのデザイン、ユーザー・インターフェイス(UI)などは当初「Metro」と呼ばれていたが、この名前は変更されることになった。本稿ではMSDNサイトなどでの呼び方に合わせて、「Windowsストア・アプリ」「Modern UI」などと呼ぶことにするが、正式発表後に記述を訂正するので、あらかじめご了承願いたい。 2012年8月31日からドイツ・ベルリンで開催されたコンシューマ・エレクトロニクス・ショー「IFA 2012」において、Windows RT搭載PCが一般向けに展示され、多くの来場者がWindows RTを直接体験することができた(※1)。Windows RTは、ARMプロセッサ(※2)を搭載した、主にタブレット型PC向けのWindows OSである(第1回の記事参照)。