テクノロジー 光通信ゆえに壁越しに妨害や盗聴が困難なため Wi-Fiの100倍高速、「Li-Fi」通信規格が登場。赤外線を活用、高セキュリティ 米国電気電子学会(IEEE)は、光無線通信規格として「802.11bb」を正式リリースした。本規格の推進派は、Wi-Fiの100倍も速くかつ安全だと主張しており、今回のリリースはデータ伝送技術標準の展開と普及を加速させるものだと歓迎している。 この802.11bbはLi-Fi(Light Fidelity)の一種であり、無線周波数(RF)の代わりに光スペクトルを使ってデータの送受信を行う技術である。そのメリットは、支持者によれば「Wi-Fiや5Gといった従来技術に比べ、より高速で信頼性の高い無線通信を、比類のないセキュリティで実現する」とのこと。今後は、既存のWi-Fiシステムとの相互接続が完全に実現することが期待される。 まだLi-Fiは初期段階
夏休みになり、子供が iPad を持って帰ってきました。学校からの貸与品で、夏休みの間に自宅の WiFI につないで使ってくださいとのことです。 子供に iPad 借りて、少し確認したら、 iPad 内にデバイス管理用のソフトウェアが入っていて、いろいろとよしなにやってくれていそうです。接続先としてプロキシが指定されているのでWebサイトのフィルタリングもかかっているようです(でも、詳細はちょっと不明です)。 ということで、これはこれでいいんですが、いま、子供には自分のタブレットを持たせています。今までは WiFi に繋いでなかったんですが、 iPad をつなげるようになると、どうして自分のタブレットは繋げないのか?となるのは火を見るより明らかです。 ということで、この機に、子供のタブレットを自宅の WiFi につないでもいいように設定してみました。 要するに、WiFi ルータをペアレンタ
ゴールデンウィークのはじめ(4月29日)に投稿された以下のツイートですが、5月7日20時において、1,938.8万件の表示ということで、非常に注目されていることが分かります。 我が名はアシタカ!スタバのFreeWi-Fiを使いながら会社の機密情報を扱う仕事をしてたら全部抜かれた。どうすればよい! pic.twitter.com/e26L1Bj32Z — スタバでMacを開くエンジニア (@MacopeninSUTABA) April 29, 2023 これに対して、私は以下のようにツイートしましたが、 これ入社試験の問題にしようかな。『スタバのFreeWi-Fiを使いながら会社の機密情報を扱う仕事をしてたら全部抜かれた』と言う事象に至る現実的にありえる脅威を説明せよ。結構難しいと思いますよ。 https://t.co/LH21zphCTV — 徳丸 浩 (@ockeghem) April
2022年9月の改正電波法で利用できるようになった新しい無線LAN規格。通信距離が半径約1kmと広いのが特徴。農園や工場など、IoT機器を使った広いエリアでの監視やデータの収集がしやすくなる。 半径約1kmの長距離で通信できる無線LAN規格。2.4GHz帯および5GHz帯を利用する既存の無線LAN規格と異なり、920MHz帯の周波数帯を使用する。通信速度は最大で20Mbpsと、一般的な無線LANより遅いが、動画の送受信も可能だ。広範囲に設置したセンサーのデータや、監視カメラの映像を無線でやり取りする用途に適している。機器の設置や利用に免許は不要で、一般利用者でも手軽に導入できる。 広い範囲で利用できる通信方式として、これまでも「LoRaWAN」や「Wi-SUN」などの通信規格が策定されている。いずれも主にセンサーが扱う少ないデータの送受信が主な用途だ。そのため最大通信速度は数10kbpsか
Wi-Fi機器の充電を急速に“ゼロ”にするサイバー攻撃 150m離れた場所からスマホや監視カメラを無効に:Innovative Tech 米スタンフォード大学、米UCLA、カナダのウォータールー大学に所属する研究者らは、Wi-Fi機器に偽のデータパケットを継続的に送信することで、その機器の充電を急速に低下させる攻撃を提案した研究報告を発表した。 米スタンフォード大学、米UCLA、カナダのウォータールー大学に所属する研究者らが発表した論文「WiFi Physical Layer Stays Awake and Responds When it Should Not」は、Wi-Fi機器に偽のデータパケットを継続的に送信することで、その機器の充電を急速に低下させる攻撃を提案した研究報告である。 Wi-Fiネットワークは、高度な認証と暗号化メカニズム(WPA3など)を使用して、未承認デバイスによる
総務省の情報通信審議会は4月19日、金子恭之総務大臣に対して「6GHz帯無線LANの導入のための技術的条件」に関する答申を行った。この答申を元に、同省は「Wi-Fi 6E」を始めとする6GHz帯の無線LANを日本国内で利用できるようにするための法令整備を進める方針だ。 【更新:4月22日9時】一部表記を改めました そもそも「Wi-Fi 6E」って何? 最近、「Wi-Fi 6E」への対応をうたうスマートフォン、タブレットやノートPCが増えている。「『Wi-Fi 6』とは何が違うの?」と疑問に思う人もいると思うので、Wi-Fi 6Eとは何なのか、確認しよう。 Wi-Fi 6Eの「E」は「Extended」、つまり「拡張」という意味である。簡単にいうと、2.4GHz帯や5GHz帯に加えて6GHz帯のアンライセンスバンド(免許を取得せずに通信できる周波数帯域)の電波でも通信できるWi-Fi 6のこ
現在の最新無線LAN製品である「Wi-Fi6」。その後継となる「Wi-Fi7」になる見込みの仕様の標準化が、米国の学会である「IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)」の標準化組織「IEEE-SA(Standards Association)」 の作業班「IEEE 802.11 WG(Working Group)」で進んでいます。それが「IEEE 802.11be 」(以下11be)です。11beは、MAC(Medium Access Control)層から上位層への通信レベル(MAC SAP)で30Gビット/秒(bps)以上の最高スループットを目指しています。本記事では11beの標準化作業に参加するNTTの研究者が、11beの標準化動向や高速化効果について解説します。 11axの後継規格、ARやVR、8K利用のために超
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 新たなセキュリティ脆弱性「Krook」によって、攻撃者が一部のWi-Fiトラフィックを傍受して解読できる可能性があるという。この脆弱性は、スマートフォンやノートPCなどの端末や一部のアクセスポイントやルーターに使われているBroadcomとCypressのWi-Fiチップに影響すると、ウイルス対策製品を手掛けるESETのセキュリティ研究者らが明らかにした。研究者らは、Krookの影響を受ける可能性のあるデバイスは、最大で10億台にのぼると推定している。 幸い、ESETによると、BroadcomとCypressはこの脆弱性を修正するアップデートをリリース済みだという。ESETは業界団体と協力して、端末メーカーなど、影響を受ける可能性のある
スマホやPCを数年ごとに買い換えていく人は多いが、ついついずっと使い続けてしまうのがWi-Fiルーターだ。現在主流のWi-Fi規格である“IEEE 802.11ac”は、通信の高速化が期待され、規格が正式に策定されていないドラフト期間から対応ルーターが販売されていた。もしその時にルーターを購入していたとしても、すでに5年以上経っていることになる。 11ac対応のルーターは、規格自体もブラッシュアップされており、送受信アンテナ数を増やして分散通信するMIMO技術や、帯域幅の増加により徐々に高速化している。さらにデバイスの場所へ効率よく電波を届けるビームフォーミング技術や、複数デバイスと同時通信するMU-MIMO技術の登場など、年々新機能を搭載したルーターが登場。少しずつ進化しているのだ。 まだまだ伸びしろのある11acだが、最近は無線通信そのものを取り巻くトレンドも変化しつつある。ここ数年の
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