スペイン・バルセロナで開催されたMWC 2017では、スマートフォンをはじめ今年も数多くのデバイスが登場しましたが、例年に比べて見かける頻度が少なくなった製品ジャンルがあります。それは「Androidタブレット」です。 以前まではワールドワイドで販売を展開しているような大手メーカーなら、AndroidスマホとAndroidタブレットをセットにして数多く展示していました。ところが、今年はAndroidスマホだけというメーカーが多く、Androidタブレットの新作を出しているメーカーはほとんどありませんでした。 実際、市場ではタブレットの人気が下がってきており販売も低調です。この人気低下の背景には、スマートフォンの大画面化があります。ウェブブラウズや電子書籍の閲覧、動画サービスの視聴といった「コンテンツビューワー」としての役割が、7型~10型クラスのタブレットではなくスマートフォンが担うように