中国企業が米国と欧州の電気自動車(EV)用バッテリー市場でシェアを拡大し、低価格を武器に世界的な業界支配を確固たるものにしている。 ソウルに本社を置くSNEリサーチのリポートによると、8月末時点の世界市場シェアは、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)が37%でトップ。比亜迪(BYD)のシェア16%を含めると、中国2社でEVバッテリー市場の半分余りを占めている。 SNEによれば、CATLの欧米での売り上げは、前年比でほぼ倍増している。シェア3位は韓国のLGエナジーソリューションで14%。パナソニックが4位に入った。