アイリスオーヤマは2009年8月19日,FMラジオ局から放送される緊急地震速報の電波を受信して警報を知らせる「緊急地震速報機(型番:EQA-001)」を発表した(ニュース・リリース)。電波を受信すると,「緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください」などの音声を最大85dBの大音量で流す。価格はオープンで,実売想定価格は8000円。2009年8月21日から,ホームセンターや家電量販店で販売を開始する。 緊急地震速報は,気象庁が2007年10月1日から本格的に運用を開始した警報。地震直後の初期微動(P波)をとらえて主要動(S波)の前に震度や震源などを予測して情報を流すもの。気象庁は震度5弱以上の地震を予測した場合に速報を流している。 今回の製品は,気象庁がFM局を通して放送する緊急地震速報を自動受信し,音声で警告する。通常は待機状態で,緊急地震速報の冒頭部で鳴る「ピロンピロン,ピロンピロン」