今月14日に米フロリダ州の高校で17人が死亡した銃乱射事件を受けた銃規制の議論をめぐり、規制強化に反対してきた全米ライフル協会(NRA)のウェイン・ラピエール会長は22日、民主党やメディアが乱射事件を自分たちの目的に「利用」していると批判した。
米フロリダ州のパークランドにある高校で2018年2月14日、銃乱射事件が起きたのは、たまたま私が同州のタンパ国際空港に降り立って数時間後のことだった。私はここに友人を訪ねてやってきた。メキシコ湾沿いにある町で、美しいビーチが広がる。 その夜、リビングルームでテレビを付けると、どの局も一斉にこの事件を報道していた。「光世がフロリダにいる間に一緒に食事をしよう」と友人の知り合いが送ってきたメールを、報道の合間に友人が声に出して私に読んでくれた。 私のごく身近にいた被害者 翌朝、私がリビングルームに降りていくと、「大変なことが起きたのよ」と友人が言い、同じ知り合いから届いたメールの内容を見せてくれた。前夜、銃乱射事件の報道に釘付けになり、返信が遅れた友人の詫びのメールに対する返事だという。 「パークランドの学校で銃乱射事件のあった時間に、息子から電話がありました。私たちの孫娘は、この学校に通って
フロリダ州ブラワード郡パークランドにあるマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の生徒たちは、乱射事件に備えて訓練をしっかりと受けていた。緊急時の避難訓練を重ね、セキュリティーもあり、学校への出入りは制限されていた。それでもバレンタインデー当日、銃撃犯はたった1人で17人も殺害することができた。 事件を受けて、生き残った生徒たちを始め全米各地の若者が、「学校で乱射事件が起きる」のは「新しい常識」なのだといわれる現実に反発している。まだ投票年齢に達していない子供も含め、10代の若者が次々と草の根活動家となった。ソーシャルメディアは考えや活動を広めるため道具になった。 銃規制を呼びかける若者たちの主張は、これまでも悲劇が起きるたびに繰り返されてきたものだ。しかし、公の場で声高に主張する生徒たちは大人びて、その主張はしっかりとしていて、かつ激しい。それがこれまでとは違うという意見が、ソーシャルメ
半自動ライフルに取り付けられた「バンプストック」と呼ばれる装置(左)。米ソルトレークシティーの銃器販売店で(2017年10月5日撮影)。(c)AFP/Getty Images/George Frey 【10月6日 AFP】(更新)米ラスベガス(Las Vegas)で起きた銃乱射事件で、凶器のライフルに連射を可能にする装置が取り付けられていたことを受け、米国最大の銃ロビー団体「全米ライフル協会(NRA)」は5日、こうした装置に「追加の規制」を課すべきだと表明した。銃規制に強く反対してきたNRAとしては異例の見解だ。 スティーブン・パドック(Stephen Paddock)容疑者(64)が使用した「バンプストック」と呼ばれるばね付きの装置は、銃自体の反動を利用することで連射を可能にするもので、使用すると1分間に数百発の銃弾を発射できるようになる。事件ではカントリー音楽祭の会場への銃撃により58
前々から書こうと思っていた漫画『MASTERキートン』のナイフ術についての話を書く。 『MASTERキートン』の主人公、平賀=キートン・太一は元英軍特殊部隊SAS隊員・考古学者・保健調査員の3つの顔を持つため、作品に様々な知識が登場し、軍隊格闘技、近接戦闘に関する話も出てくる。 中でも「狩人の季節」「獲物の季節」「収穫の季節」の一連のエピソードのナイフに関する話は覚えている人が多いのではないだろうか。 MASTER KEATON / 2 完全版 (ビッグコミックススペシャル) 作者:浦沢 直樹小学館Amazon ナイフの有利を説く場面 単行本2巻から該当する部分を引用してみる。画像下にナイフ術に関するセリフも引用した。 なお、私が持っているのは古いコミックなので現在入手できる完全版とは違う部分もあるかもしれない。 この話では同じ説明が3つの場面で登場する。 まずは主人公・平賀=キートン・太
支援者の前で銃を持つジェブ・ブッシュ元フロリダ州元知事。2月21日、大統領選で共和党の指名争いから撤退した。Mary Schwalm-REUTERS このコラムでは毎回ツィートをキャプチャーして解説を加えていく。キュレーションをお楽しみいただきたい。 初回は大統領選で共和党の指名争いから撤退したばかりの元フロリダ州元知事のジェブ・ブッシュ氏(63)によるツィートだ。なぜか自身の名前が彫られた拳銃の写真をアップし、一言、 「America.」 とツィートした。 英語版のニューズウィーク記事に詳細があるので紹介しよう。 Why Jeb Bush's gun tweet backfired (Newsweek) 選挙活動をする最後の州となったサウスカロライナ州でブッシュ知事は小規模な銃工場で従業員たちと対話集会を開催した。その時に工場から自身の名前と肩書が掘られた45口径の拳銃をプレゼントされた
米コーヒーチェーンのスターバックスが19日までに、お客に銃器を店内に持ち込まないよう要請する声明を出した。これまで銃を公然と見せて持ち歩ける「オープンキャリー法」がある州では持ち込みを認めてきたが、方針を転換した。銃規制強化をめぐり賛成派と反対派の対立が激化するなか、スタバへの持ち込みがその象徴的存在となり、両派がそれぞれ店内で活動を行うなど混乱に巻き込まれたためだ。「賛成派でも反対派でもない」と中立を強調するが、反対派の来店拒否や抗議活動にさらされるのは避けられず、苦渋の決断だった。(SANKEI EXPRESS)店舗閉鎖も 「これはお願いであって、禁止ではありません。責任ある銃器の所有者にわれわれの要望を尊重してほしいのです」 スタバのハワード・シュルツCEOは、AP通信など米メディアの取材に応じ、自粛要請への理解を求めた。スタバは18日に自社サイトで書簡を公開し、19日付の米主要紙に
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