bp special ECOマネジメント／特集 - 2009年のエコプロダクツ-9 独自技術でエコカー競争に挑む マツダの水素エンジンマツダ「プレマシー ハイドロジェンRE ハイブリッド」は、その名のとおり水素を燃料に用いる。そして、「RE」はロータリーエンジンを意味している。水素で走る自動車としては燃料電池車がよく知られているが、「プレマシー ハイドロジェンRE ハイブリッド」は、内燃機関で水素を直接燃やすことで動力を得ている点が燃料電池車とは異なる。 環境問題に対して自動車が抱える主な課題は、排出ガスのクリーン化に始まり、二酸化炭素（CO2）の削減、そして脱化石燃料化の3つ。そして、このすべての問題に対応できるのは、電気自動車（EV）と燃料電池車を含めた水素自動車だけというのが現状だ。 マツダでは、燃料電池車を含めた水素エネルギーを使った自動車の開発を古くから進めており、1991年の東京モーターショーに「HR-X」という水素エンジン搭載のショーモデルを出展している。翌1992年には燃料電池を使ったゴルフカートを発
