バフムート方面では先週、第3突撃旅団によってロシア軍の機械化部隊が殲滅されたのを視覚的に確認したが、今度はクリシェイフカの高台を奪還するため投入されたロシア軍の機械化部隊がウクライナ軍に殲滅される様子が登場した。 ここまで来るとロシア軍の砲兵レーダーが多数破壊され、クラスター砲弾で砲兵装備も多数失っているという話が真実に思えてくるバフムート方面は「前線の位置」に大きな動きがないものの戦闘自体は非常に活発で、ロシア軍はクリシェイフカに定着したウクライナ軍に反撃を加えるためT-90を含む機械化部隊を投入したものの、アンドリーフカ近郊=Ⓐで第3突撃旅団に殲滅され、8月10日~17日の動きを一言で表現するなら「圧倒的にウクライナ軍がロシア軍を消耗させた」と表現できるが、今度はクリシェイフカの高台を奪還するため投入されたロシア軍の機械化部隊がウクライナ軍に殲滅される様子が登場した。 この戦いが発生し
ニューヨーク・タイムズ紙は20日「ウクライナ軍は膨大な死傷者と装備の損失を被ったが、約1,000kmに及ぶ前線の大部分で前進を続けており、特にクラスター砲弾がロシア軍の装甲部隊と砲兵部隊を破壊するのに効果的だと証明された」と報じている。 参考:On the Front Line, Ukrainian Commanders Are Buoyed to Be on the Offensive クラスター砲弾がロシア軍の消耗を加速、砲兵の火力支援が低下していた兆候ニューヨーク・タイムズ紙は「ウクライナ軍の反攻作戦は密度の高い地雷原や圧倒的な火力の前に最小限の結果しか残せておらず、まだまだ戦いが続くという見方が広まるにつれて楽観論も消えつつあるが、この数週間の間に取材した指揮官達の認識に変化が出てきた。何十億ドルもの援助で部隊の練度も装備も向上し、新兵の訓練方法にも改善が加えられたお陰で兵士の補充
米軍のM142高機動ロケット砲システム「ハイマース」。モロッコで実施された軍事演習で(2022年6月21日撮影、資料写真)。(c)FADEL SENNA / AFP 【7月21日 AFP】米国がウクライナに供与した高機動ロケット砲システム「ハイマース(HIMARS)」がウクライナとロシアの軍事バランスに影響を与え、ロシア側は攻撃の一時停止を余儀なくされる可能性があるとの見方が軍事専門家の間で出ている。 ウクライナ軍は6月中旬以降、ハイマースを実戦投入し、従来の砲撃システムでは射程外だったロシア軍の弾薬貯蔵庫や司令拠点20か所以上を破壊した。 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は「占領者(ロシア)は最新の大砲がどのようなものか感じ取ったはずだ。われわれの領土のどこにも、相手側にとって安全な後方部は存在しない」と述べた。 ただ専門家は、ハイマ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く