米コロラド州の神経科医、ショーン・パウザウスキー氏は「今後2、3年のうちに思考を読み取る装置がたくさん出てくるのは間違いない」と研究の進展ぶりに興奮を隠さない。一方で、パザウスキー氏はこうした技術が悪用されるのではないかとの危惧も抱いている。写真は2023年9月、テキサス州リッチモンドの自宅で装置を使用する、脳卒中から回復した男性(2024年 ロイター/Evan Garcia) [ロサンゼルス 21日 トムソン・ロイター財団] - 米コロラド州の神経科医、ショーン・パウザウスキー氏は、患者の脳波をとらえて電気信号の流れに生じている問題を調べるために、以前は高価で扱いにくい病院配備の専門機器に頼っていた。