本日、名古屋将棋対局場で行われた第81期順位戦C級1組10回戦、日浦市郎八段対村田顕弘六段戦における日浦八段の反則負けの裁定について、その経緯と概要をご報告申し上げます。 同対局開始後に、日浦八段が鼻を出したマスクの着用を行っていたことから、立会人が臨時対局規定に則り「正しいマスクの着用」を求め、この状態のままでは反則負けになる旨を通知しましたが、日浦八段は了承しませんでした。 その後、対局規定第3章第9条第3項に基づき、立会人が「正しいマスクの着用」を行うよう重ねて注意しましたが、日浦八段がこれに応じなかったため、立会人が臨時対局規定第3条及び第4条に基づき、日浦八段の反則負けを裁定しました。 本裁定に該当する条項は以下のとおりです。 (臨時対局規定抜粋) 第1条 対局者は、対局中は、一時的な場合を除き、マスク(原則として不織布)を着用しなければならない。但し、健康上やむを得ない理由があ
去年(2022年)11月に元妻を中傷する内容をツイッターに投稿したとして、将棋の元プロ棋士の男が名誉毀損の疑いで滋賀県警に逮捕されました。 調べに対し、容疑を一部否認しているということです。 逮捕されたのは、福岡市の将棋の元プロ棋士、橋本崇載容疑者(39)です。 橋本元棋士は、去年11月29日、ツイッターに「僕のすべてを潰した」とか、「僕を地獄の底に落とした」などと、大津市に住む30代の元妻を中傷する内容を投稿したとして、名誉毀損の疑いがもたれています。 調べに対し、「投稿をしたことは覚えているが、その日に投稿をした覚えはない」などと話し、容疑を一部否認しているということです。 元妻からの刑事告訴を受けて警察が捜査を進めてきたもので、橋本元棋士はおととし8月にも「プロ棋士の仕事と子どもを奪い取った」という元妻を中傷する内容とともに、元妻とその父親の写真をツイッターに投稿したとして、去年12
俺の兄貴が地元最強 おぎやはぎも衝撃「強すぎる」後輩芸人が明かした漫画のような大ケンカ [ 5月7日 19:40 ] 芸能
第81期将棋名人戦・C級1組順位戦(朝日新聞社・毎日新聞社主催)で10日に行われた9回戦で、日浦市郎八段(56)がマスクの着用の仕方をめぐって反則負けとなった。 大阪市福島区の関西将棋会館で午前10時に始まった平藤(ひらふじ)眞吾七段(59)との一局。日本将棋連盟関西本部によると、新型コロナウイルスの流行を受けて設けられた臨時対局規定に基づき、立会人の小林裕士(ひろし)七段(46)が同日午前10時48分、反則負けを告げた。 小林立会人によると、問題になったのは日浦八段がマスクで口は覆っているものの鼻が出ている状態だったこと。対局開始直後に平藤七段から相談があり、小林立会人は、鼻もマスクで覆うよう、何度か促したという。連盟役員とも協議し、「応じなければ反則負けになる可能性もある」と伝えたが断られ、最終的に反則負けと伝えたという。この結果、今期順位戦の成績は平藤七段が3勝5敗、日浦八段は1勝7
順位戦における裁定について 2022年10月31日 公益社団法人日本将棋連盟 日頃より将棋文化の普及・発展にご理解賜り、誠に有り難うございます。 先週28日 (金)の順位戦A級4回戦、永瀬拓矢王座対佐藤天彦九段戦における佐藤九段の反則負けの裁定について、その経緯と詳細をご報告申し上げます。 同対局においては、佐藤九段が約30分にわたるマスクの未着用を2回行ったことから、中継映像を確認の上で弊社団役員間にて協議を行い、臨時対局規定第3条に基づいて佐藤九段の反則負けと裁定致しました。該当する条項は以下のとおりです。 (臨時対局規定抜粋) 第1条 対局者は、対局中は、一時的な場合を除き、マスク(原則として不織布)を着用しなければならない。但し、健康上やむを得ない理由があり、かつ、予め届け出て、常務会の承認を得た場合は、この限りではない。 第3条 対局者が第1条の規定に反したときは、対局規定第3章
特設ページはこちら: https://fujiisota.amd-heroes.jp/ AMD(米国本社:米カルフォルニア州サンタクララ、会長兼CEO:リサ・スー)は本日、将棋棋士として活躍中の藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖)に、AMDブランド広告に出演していただいたことを発表しました。 AMDは50年以上にわたり、世界中で最先端プロセッサーを開発し、医療、エンターテイメント、科学、AIに至るまで、パワフルなコンピューティングが求められるさまざまな分野に革新をもたらしてきました。 藤井竜王は2016年に史上最年少(14歳2か月)でプロ入りを果たし、そのまま無敗で公式戦最多連勝記録(29連勝)を樹立しました。その後、一般棋戦優勝・タイトル獲得、五段を除く昇段記録、タイトル二冠・五冠など多くの最年少記録を塗り替えています。また、かねてよりAMDの「Ryzen™ Threadripp
「神の一手」の裏側に。 2021年、3月23日。 将棋界に、衝撃が走った。 ある対局で、彼の放った「4一銀」。 それは、人類には指せない「神の一手」と言われた。 なぜ彼は、そこまで強いのか? その鍵は、将棋ソフトを用いた独自の研究にある。 ハイスペックなCPUを用いたコンピューターで 膨大な手数を読むことにより、 最善手を導き出すのだ。 将棋の真理に、辿り着くために。 人間の限界に、挑むために。 この競技への熱き想いが、彼をかりたて、突き動かす。 情熱と生きる人へ。 Sota Fujii×AMD 藤井聡太×AMD 将棋棋士の藤井聡太さんが、AMDのブランド広告に出演。 AMDを搭載したPCで、日頃の将棋研究に励むなど、 以前よりAMDユーザーであったことから、このオファーは実現しました。 近年、将棋界ではAIソフトを活用したトレーニングが常識となり、 AIの力を最大限に発揮するための環境が
将棋のお~いお茶杯王位戦七番勝負第3局、藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖、20)と豊島将之九段(32)の対局が7月20日に行われ、ABEMAの中継に竹部さゆり女流四段(44)が出演した。竹部女流四段は18日に行われた女流公式戦終局後に、自身のTwitterで「史上初の負け方をしました。。。」と報告。将棋史上初の入玉宣言法での敗戦を振り返り、当時の複雑な心情を語った。 【動画】「負けたくない気持ちを優先して…」複雑な心境を明かした竹部女流四段 竹部女流四段は、7月18日にマイナビ女子オープン予選で野原未蘭女流初段(18)と対戦。互いに入玉となったところで物語が大きく動き、野原女流初段は自分の手番で勝ちを“宣言”した。入玉宣言法は、2013年10月から導入されたルール。対局手数が500手に満たない時点において、一方が入玉した局面で持将棋について両者の合意が至らない際に、①宣言側の敵陣3段目
意外と知らない人が多いので。 日本将棋連盟には元々、男女の区別はなかった。理想を言えば、男女一律の基準で、女性がハードルを突破して、女性棋士が誕生・増加してくれれば一番いいわけだが、そもそも将棋を指す女性自体が少なかった。将棋の女性人口拡大のためには、ロールモデルとしての女性棋士が有効と思われたのだが、女性人口の少なさが、女性棋士が生まれない状況を招き、原因と結果が堂々巡りになっていた。 それは囲碁も同様なのだが、会員制度においては日本将棋連盟と日本棋院は考え方と対処法が違っていた。 日本将棋連盟はそもそも会員は少数精鋭で良いと言う考えであり、一方で日本棋院は、ある程度の棋力があれば受け入れると言う姿勢だった。 その結果、囲碁棋士は、将棋棋士のおおよそ倍の人数がいる。末端の囲碁棋士は専業では食べて行けず、自営業兼業やレッスンプロを兼業している者が多い。対して、少なくとも日本将棋連盟は、末端
将棋界の長い歴史の中で、まだ誰も開くことができない「女性の棋士誕生」という重く厚い扉。2022年5月27日、里見香奈女流四冠(女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花、30)が、女性初のプロ編入試験受験資格を自らの手でつかみ取り、その扉の前に立った。受験を決意し「今は純粋に将棋が大好きという気持ち。少しでも棋力向上を目指して強い方々と対局をしたいという、ただそれだけです」という里見女流四冠の言葉は、多くのファンの心を揺さぶった。棋界の頂点に立つ渡辺明名人(棋王、38)の瞳に、里見女流四冠の姿はどのように映るのだろうか。残酷なほどにシンプルな勝負の世界を生きる第一人者が問いかけた、ひとつの質問と制度設計への疑問とは――。 【動画】里見香奈女流四冠が快挙を達成した一局 ◆「中学生プロ、すげー!とはならない」 ――将棋界の2022年前半のトピックスのひとつとして、女流棋界の活性化が挙げられます。鎌
このたび日本将棋連盟は、女流棋士の里見香奈女流四冠(女流王座・女流王位・女流王将・倉敷藤花)より棋士編入試験受験申込を6月24日に受理いたしました。 里見女流四冠は5月27日に行われた対局に勝ち、10勝4敗で棋士編入試験受験資格を満たしておりました。試験は規定通り8月から1ヶ月に1対局行われ、試験日と試験会場は里見女流四冠と試験官の日程を調整し決定いたします。 【公益社団法人日本将棋連盟 棋士編入試験規定】 試験日 申請受理月の2ヶ月後から開始、1ヶ月に1対局 試験会場 原則として「東京・将棋会館」または「関西将棋会館」 受験資格 ・現在の公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、 なおかつ6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者 ・四段以上の正会員の推薦のある者 試験内容 棋士との5番勝負(試験官は新四段5名を棋士番号順に選出) ※持時間3時間 ※対局は将棋連盟の公
さまざまな壁を乗り越えてきた各界のトップランナーによる、人生の特別講義を提供するイベント「Climbers(クライマーズ)2022 春」。本記事では、昭和から平成、そして令和と30年以上もプロ棋士として活躍し続ける羽生善治氏の講演をお届けします。将棋の世界でもトレンドとなっているAI・将棋ソフトの進化と、人間の将棋のプロが強くなっていく過程で「たくさんの手を読むこと」よりも大事なことについて語りました。 棋士・羽生善治氏が登壇 羽生善治氏:みなさん、こんにちは。将棋の棋士の羽生善治です。本日はお招きをいただきまして誠にありがとうございます。私は将棋の棋士ですので、ふだんは黙って考えている時間が非常に長いんですが、今日はこういった機会をいただきましたので、ふだんと少し勝手は違うのですが、自分なりに、一生懸命みなさんの前でお話しをしていきたいと思います。 将棋の世界は、なんとなくニュースとかで
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