優しい雨のような音楽を聴きたいんだぜ、おれは
阿Q正伝(魯迅 中国)弱男度:★★★★★ 悲惨度:★★★★★ 弱男文学界のラスボス。貧乏でブサイクで字も読めない性格も悪い主人公阿Q(仮)が、何の救いもなく転落していく話。 「精神的勝利法」という思考法も阿Q(仮)を弱男たらしめている重要要素。底辺なのにプライドは人一倍高い。 金持ちの女中に言い寄ろうとして逃げられ村八分になり、盗みを働くようになる。 革命に便乗して騒いでいたら、最後は頭が悪いせいで冤罪で処刑される。 何が悲惨かというと、死んで悲しまれないどころか死自体が冤罪で無意味なところ。 ノートルダムのせむし男(ヴィクトル・ユゴー フランス)弱男度:★★★★☆ 悲惨度:★★★★★ 阿Q正伝が東洋の弱男文学代表だとしたら、ノートルダムのせむし男は欧州代表。 主人公カジモドは見た目がキモいという理由で親から捨てられて幽閉されて育てられる。 自分に優しくしてくれた美少女に恋するけど、美少女
今あるのは ①悲しい俺に寄り添って励ましてくれる曲 僕が死のうと思ったのは/中島美嘉(amazarashiによるセルフカバー版も) ノンフィクション/平井堅 Gifts/superfly 大丈夫/クリープハイプ ②よし、気合い入れてがんばるか……!みたいになる曲 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ/サンボマスター 人にやさしく/THE BLUE HEARTS The show must go on/QUEEN 閃光少女/東京事変 ③しょうもなくて悩みが馬鹿らしくなる曲 ニホンノミカタ-ネバダカラキマシタ-/矢島美容室 マツケンサンバII/松平健 チチをもげ!/パルコ・フォルゴレ(高橋広樹) 星界ちゃんと可不ちゃんのおつかい合騒曲/南ノ南 こんな感じ。 どれにも分類されないやつでもいいしこの歌手の曲いろいろ聴いてみ、とかでもいいからさ (追記)ごめんな、鬱になりたいとか落ち込みたいとかの気分があると
ゲームさんぽが終わってしまった。いや正確にはまだ終わったわけじゃないけど、自分がYouTubeに齧り付くきっかけとなったチャンネルなので、どこか名残惜しい。 ゲームさんぽを知って、こんな「教養のお裾分け」をしてくれるものが転がっているという事に驚き、それからYouTubeで似たようなチャンネルを探し回っていた。しかし素直に「教育」とか「教養」のジャンルを検索しても、出てくるのは中田のあっちゃんかDaiGoか、あるいはアフィリエイトのにおいのするチャンネルで、ちょっと違うなぁという感じ。とりあえず興味のあるものを片っ端から再生して、関連動画にサジェストされるものを集めて回った。 良い機会だと思って、その中から特に気に入ったものをリストアップしてみた。選出の目安は次のとおり。 ・その道の専門家またはマニアが関わっていること ・参考文献が明示されていること ・どちらかというと、素人でも取っ付きや
昭和の時代。ジャズを聴き始めるなら、専門誌を読み、ジャズ喫茶でレコードを聴き、クラブで生演奏に触れるという流れが一般的だった。しかし、雑誌は廃刊、店舗も減少しつつある現在。初心者は一体、どの音楽家の、どんな作品から聴き始めればいいのだろうか。伝統のある音楽ゆえ、門外漢からは口が裂けても言えない現代の入門方法を、菊地成孔さんがズバリ答えてくれた。 現在、ジャズの魅力をさらに深掘る特設サイト「JAZZ BRUTUS」もオープン中! 2020年代的検索から入る、新しい入門 「ジャズをまったく聴いたことのない人にとって、クラシックや歌舞伎などと同様、歴史のある音楽だから、ハードルが高い印象があると思います。さらに、ジャンルは耳にすることはあっても、しっかりした流行がないため、初心者がアクセスしづらい。情報源が雑誌から電子版へ、お勉強の場がジャズ喫茶から動画へ移行しつつある昨今を鑑みて、初心者に限り
「いつか読もう」はいつまでも読まない。 「あとで読む」は後で読まない。 積読をこじらせ、「積読も読書のうち」と開き直るのも虚しい。人生は有限であり、本が読める時間は、残りの人生よりもっと少ない。「いつか」「そのうち」と言ってるうちに人生が暮れる。 だから「いま」読む。 10分でいい、1ページだっていい。できないなら、「そういう出会いだった」というだけだ。「いま」読まないなら、「いつか」「そのうち」もない。 本に限らず情報が多すぎるとか、まとまった時間が取れないとか、疲れて集中できないとごまかすのは止めろ。新刊を「新しい」というだけの理由で読むな。積読は悪ではないが、自分への嘘であることを自覚せよ。「いま」読むためにどうしたらいいか考えろ。「本」にこだわらず読まずに済む方法(レジュメ、論文、Audible)を探せ。難解&長大なら分割してルーティン化しろ。こちとら遊びで読書してるんだから、仕事
大切な本を紹介してくれた人。 お店に本を並べてくれた人。 本と出会いに来てくれた人。 関わってくれたすべてのみなさんに、ありがとう。 本を愛する20人のお話は、楽しんでいただけましたか? 人生を思わぬ方向に導いてくれる本との出会いが、 今日もどこかの本屋で起きている。 これからもずっと、木曜日は本曜日。 週に一度、本屋に訪れる日を決めてみる。 表紙やタイトルと目が合って、本を手に取ってみる。 もしかしたら人生、変わっちゃうかも。 次はあなたが、本と出会う番です。 木曜日、街の本屋さんにだけ現れる、不思議な書棚。 本屋を愛する著名人や作家、インフルエンサーが、「人生を変えた本」を紹介します。 お店に行って、本との偶然の出会いを楽しみましょう。
ここ5年くらいまったくない。 『風をあつめて』や『LOVEずっきゅん』をラジオで始めてきいたときや、ニコニコで電波ソングを知ったときの衝撃が最近ない。近くでは5年ほど前の『インドア系ならトラックメイカー』で音楽とのであいが終わっている。
↓の続き https://anond.hatelabo.jp/20181025112507 1999年ファイト・クラブ マグノリア マルコヴィッチの穴 アイズ・ワイド・シャット スター・ウォーズ エピソード1~3 マトリックス アメリカン・ビューティー ストレイト・ストーリー 2000年トラフィック レクイエム・フォー・ドリーム あの頃ペニー・レインと グリーン・デスティニー メメント キャスト・アウェイ 2001年A.I ロード・オブ・ザ・リング 地獄の黙示録 特別完全版 マルホランド・ドライブ バーバー イン・ザ・ベッドルーム チョコレート ザ・ロイヤル・テネンバウムズ アザーズ ゴーストワールド 2002年ボウリング・フォー・コロンバイン 25時 ギャング・オブ・ニューヨーク スパイダーマン1・2・3 ボーン・アイデンティティ/ボーン・スプレマシー/ボーン・アルティメイタム アバウト
サイモン・シンとか好き。ジャレド・ダイアモンドも。 今『眼の誕生』読んでるけどちょーたのしい。 こういう、非専門家にもわかりやすく解説していて、 古今東西の知識を集結しつつドラマ読み物としても楽しい本、 あったら教えてください。 個人的には戦史とか全然苦手なので、苦手意識を克服してみたいとも 思うけど全然違う分野でもいいです。 追記 『現代知識チートマニュアル』 アマゾンレビューとか見ると、ガッツリ読むというよりも暇つぶしに雑学本としてぱらぱらめくるのによさそうだね 『ゲーデル・エッシャー・バッハ』『ひとの目、驚異の進化』 これは欲しいものリストにはいったまんまだったけど、ぽちります。うーん、値が張るので来月。 『サピエンス全史』は上巻途中までKindleで読めるようなので手を付けてみます。 ありがとう。ほかにもどんどん教えて。 追記2 いつもブコメトラバひとつふたつくらいなのでこんなに伸
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています この感情は母性? それとも……。訳ありげな12歳の美少年・真修に惹かれていく30歳女性・聡子の心情と、2人の距離感の変化を美しい筆致で描く『私の少年』。4巻が刊行されている同作は、なんと累計70万部を突破。2018年5月より『週刊ヤングマガジン』(講談社)へと移籍し、ますますパワーアップしています。移籍後の近況と、連載を重ねるにつれて生まれた心境の変化を、作家・高野ひと深さんにインタビュー。本編の出張掲載とともにお楽しみください。 マンガをまとめて読む (C)Hitomi Takano 2018/講談社 お色気はないけどヤンマガで連載中! ――『週刊ヤングマガジン』へと連載の場を移した『私の少年』。移籍が発表されたときは、多くの驚きの声が聞こえました。 高野ひと深(以下、高野): 私自身も「ヤングマガジンのみなさんに受け入れていた
Amazonで1位 (心理学) この記事は、 『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」できまっている』という本 の最初の5章をWeb化したものです。挿絵イラストは(c) ヤギワタルさん 、キャラアイコンは しらたさん の作です。書籍版と若干異なる部分があります(書籍版はモノクロ)。書籍版の 正誤表はこちら 。 本で読む(Amazon) 本で読む(楽天) はじめに 1974年、カナダで選挙があった。 その選挙を調査したところ、イケメンの政治家は、そうでない政治家の2.5倍もの票を獲得していた。(註1) イケメンたちの圧勝だったのだ。 そりゃそうだろ。 どんな世界だって、美人とイケメンに人気があるのは、当たり前だよ。 いや、ここで重要なのは、「イケメンに投票した理由」なんだ。 調査の対象となった投票者の73%は、「私が彼に投票したのは、彼がイケメンだからではない」と思っていたのだ。 「イ
どう答えろって言うねん。 MONSTERのどういうところが好きなん?って聞いても説明するの難しいとかいって答えないし それで俺がそれだけだとわからん、って答えたらつかえねーなーって言われるし。 それじゃおすすめできねえだろう。 バイオレンス・アクションおすすめしといたらなんか表紙が気に入らんとかいってよまねえし。 じゃあ同じ作者のビリーバットどうなん?っていったらひょうばんよくないみたいだしといってけっきょくよまねえし。 お前さいしょからなにすすめてもよむきないだろ。 それでいてなんかおもしろいまんがないかなーとかいうのほんとむかつくからやめて
著者、伊藤祐靖は自衛隊初の特殊部隊である海上自衛隊の「特別警備隊」の創設に携わり、部隊創設後は先任小隊長として技術の向上に努めた人物である。本書は日本初の特殊部隊を創設した男の半生を綴った自伝であり、自衛隊という国防の最前線のリアルを描いたノンフィクションでもある。 そもそも日本は旧帝国陸海軍の時代から特殊部隊という特殊戦の専門部隊というものを持ったことがない。そんな日本がなぜ特殊部隊を創設する事になったのか。しかも、白兵戦を旨とする陸上自衛隊よりも先に海上自衛隊で。実はその発端となる事件の現場に伊藤祐靖自身がいたのである。 その事件とは1999年3月23日に発生した能登半島沖不審船事件である。イージス艦「みょうこう」は富山湾において「特定電波を発信した不審船の捜索」を命じられる。湾の中にいる何百隻という漁船の中から、北朝鮮の特定電波を発信した工作船を見つけるのである。不可能なように思われ
トリフィド時代 (食人植物の恐怖)【新訳版】 (創元SF文庫) 作者: ジョン・ウィンダム,中村融出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2018/07/30メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る英国SF界にその名を轟かすジョン・ウィンダムの代表作『トリフィド時代』の新訳版が出た。僕も三本足の動く植物がまあなんかスゲーんだよ!! という雑な評判は知っていたのだが読むのは今回がはじめて。第二次世界大戦の爪痕が色濃く残る1951年に刊行された作品だけれども、今読んでもめちゃくちゃおもしろい。 基本的には終末世界をわずかに生き残った人間がロードームービー的に旅をしていくのだが、その世界には人間を食べる凶悪な植物〈トリフィド〉がいて──と、今でいうと終末ゾンビ物のゾンビがトリフィドに入れ替わったような感じか(内容はずいぶん違うが)。ゾンビだと「死」の象徴としての側面が強いし、手垢が
先日、ついに約3500枚のCDを捨てる決心が付きました。 今日はそんなお話を中心に、私のCDと音楽への愛を一方的に語りたいと思います。CD世代の方々には懐かしい話多めです。目次はこんな感じです。 私を魅了したCD 薄れるCDの存在感 ストリーミングで音楽は愛せない? 捨てられなかったCDもある 私に捨てられたCDたちの行方 公開後の反応に対する追記 私を魅了したCD 音楽に関心を持ち始めるのは普通は中学生くらいだと思うのですが、私はかなり遅くて19歳の時でした。つまり、10代はほとんど音楽に興味を持たず過ごしました。高校時代、友人に「これ聴いてみなよ」とCDを渡されたのですが、CDの取り出し方が分からず「これどう開けるの?」と聞き返した覚えがあります。 音楽と縁遠かった私は、1992年の春休みに自宅で観た『ターミネーター2』の主題歌、ガンズ・アンド・ローゼズの"You Could Be M
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