会社の決算資料をよく見る方であれば、以下のようなグラフはおなじみかと思います。実はこの要因分析の見せ方は投資銀行でもよく用いられ、様々な資料で出てきます。今回はこの分析の考え方について、初心者にも分かるようにサクッとまとめました。 出所:Microsoft「Create a waterfall chart」 概要まずグラフの名称ですが、金融の世界では橋の様に見えることから「ブリッジ」と呼ばれることが多いです。また、滝のように見えることから「ウォーターフォール」とも呼ばれます。 ざっくり説明すると、ブリッジはあるスタート地点から始まり、どのようにしてゴール地点に到達したかを、一目で分かりやすく見せるためのグラフです。 前提条件かなり簡易的なPLですが、前提は以下の様に置きます。 売上は単価×数量で計算 一年目は$50×10個で$500 二年目は単価・数量ともに増加し、$60×15個で$900