ウガンダ・セグク(Seguku)にあるHIV感染者の治療施設で撮影された抗レトロウイルス薬(2006年11月30日撮影)。(c)AFP/STUART PRICE 【12月23日 AFP】米科学誌サイエンス(Science)が23日発行の最新号で、「2011年の画期的10大成果」を発表し、抗レトロウイルス薬療法(ART)でパートナーへのHIV感染リスクを96%減らせることを示した臨床試験が1位に選ばれた。 米ノースカロライナ大(University of North Carolina)医学部のマイロン・コーエン(Myron Cohen)所長率いる国際研究チームによる臨床試験「HPTN 052」は、片方がHIVに感染している異性愛カップル1763組を対象に、ボツワナ、ブラジル、インド、ケニア、マラウイ、南アフリカ、タイ、米国、ジンバブエで2007年から実施された。専門家らは、30年に及ぶエイズ