レアンドロ・エルリッヒ《スイミング・プール》2004年 / コンクリート、ガラス、水 / 280×402×697 cm / 撮影:Ryo Suzuki / 所蔵:金沢21世紀美術館
南米最大の現代美術展、「サンパウロ・ビエンナーレ」が開催されるブラジルばかりに注目がいきがちだが、アルゼンチンもまたラテンアメリカの現代アートシーンを牽引する雄。なかでもブエノスアイレスには、ラテンアメリカンアートばかりを集め世界的に評価の高いMALBA美術館をはじめ、最新アートに触れる美術館やギャラリーが数多く点在。芸術文化に親しむ土壌が整っている。 そんなブエノスアイレス生まれの若手アーティストの作品が、非現実過ぎてオモシロイ。彼の表現する「あってはいけない世界」、じわじわくる。 デジタルアートを得意とするMartin Ariel De Pasqualeは、自身のポートレイト写真をPhotoshopで加工。非現実世界を表現する若手アーティストだ。「結局はCG加工じゃんか」と言われたらそれまで。そうだと分かっていても作品を見ていくうちに、まるでボディブローのようにじわじわと、彼のワールド
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある経済財務省庁舎内に展示されたアルゼンチン画家キンケラ・マルティンの作品の贋作(2016年4月26日撮影)。(c)AFP/EITAN ABRAMOVICH 【4月28日 AFP】一見すると偉大な画家たちの作品が集まった展覧会だが、作品は完全なまがいものばかり。そんな展覧会が堂々とアルゼンチンで開かれている。 アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)で展示されているこれら40もの絵画は、国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)によって偽造団から差し押さえられたもの。 主催者によると、贋作(がんさく)でもこれらは総額で60万ドル(約6700万円)ほどの価値になるという。贋作市場のほんの一部に過ぎないが、絵画詐欺への関心を高める上で重要な実例になるという。 展覧会はブエノスアイレスの経済財務省庁舎内で5月中旬まで開かれる。展覧会終了
「まちに開かれた公園のような美術館」を建築コンセプトに2004年に誕生した金沢21世紀美術館も、今年で10周年。妹島和世と西沢立衛による建築家ユニットSANAAが設計した丸いガラス張りの建物は、今日も変わらず多くの来場者で賑わっていますが、中でも最も人気の恒久展示作品が、入口(本多通り口)正面の中庭にある『スイミング・プール』です。通称「レアンドロのプール」と呼ばれるこの作品は、ひょっとしたら日本で一番SNSでシェアされているアート作品? と思われるほど、人々に広く親しまれています。そして5月、この超ポピュラーな作品の作者、レアンドロ・エルリッヒの個展『レアンドロ・エルリッヒ ―ありきたりの?』がスタートしました。レアンドロっていったいどんな人? なぜこんな作品を作っているの? 意外と知られていなかったレアンドロ・エルリッヒの全貌が、とうとう明らかになります! あの、レアンドロがやってきた
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20世紀前半に建てられたオテル・デ・イミグランテスは、当時ブエノスアイレスに到着したばかりの移民たちを5日間だけ受け入れる場所だった。ブエノスアイレスのラプラタ川沿い、現在は移民局の裏に置き去りにされたように、しかし独特の存在感を持って佇んでいる。 当時、何千もの移民が、そこで文書登録され、寝泊りし、メディカルチェックを受け、仕事探しに明け暮れた。建物を半分に割るように横断する長い廊下は、各種手続きに追われる多くの移民たちの列で埋め尽くされていた。 その建物の3階で現在、クリスチャン・ボルタンスキーのインスタレーション「Migrantes」(移民) が公開されている。ブエノスアイレスのトレス・デ・フェブレロ大学により全4ヶ所で開催されている「プロジェクト・ボルタンスキー」の中のメインスポットだ。 この移民滞在館のために構想されたインスタレーション。ほぼ廃墟化したこの場所で、ボルタンスキーは
ホルヘ・フランシスコ・イシドロ・ルイス・ボルヘス・アセベード(Jorge Francisco Isidoro Luis Borges Acevedo [ˈxoɾxe ˈlwis ˈboɾxes]、[注釈 1]、1899年8月24日 - 1986年6月14日[5])は、ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)として知られるアルゼンチン出身の作家、小説家、詩人。特に『伝奇集』などに収録された、夢や迷宮、無限と循環、架空の書物や作家、宗教・神などをモチーフとする幻想的な短編作品によって知られている。彼の評価は1960年代の世界的なラテンアメリカ文学ブームによって確立され、その作品は20世紀後半のポストモダン文学に大きな影響を与えた。 経歴[編集] 出自と学歴[編集] 1899年、ボルヘスは教養ある中産階級の家庭に生まれた。出生した場所はブエノスアイレスの中心区であったが、そ
「バベルの塔」を完成させた作者のアルゼンチン芸術家、マルタ・ミヌヒンさん=2011年5月11日、ロイター アルゼンチン・ブエノスアイレスに3万冊の本で作った「バベルの塔」(高さ25メートル)が出現。作者のアルゼンチン芸術家、マルタ・ミヌヒンさんが11日、塔の前で完成を祝った。 本は、世界各国の図書館や大使館から集められ、数十の言語で書かれている。ブエノスアイレスが今年、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の「世界書籍首都」に選ばれたのに合わせミヌヒンさんが作成し、伝説上の塔にちなみ「バベルの塔」と名付けた。ロイター通信によると、日本語の児童書も含まれているという。 旧約聖書の創世記では、バビロンに天に達するほどの塔を建てようとした人類の傲慢さに神が怒り、さまざまな言葉を作って、互いに通じないようにしたとされる。【岩佐淳士】
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