カナダのトルドー首相は18日、6月にカナダ国内で起きたシーク教の指導者の殺害事件に「インド政府が水面下で関与した」との見方を示した。事件調査に向け在カナダのインド人外交官を追放。インドは疑惑を否定し、対抗措置をとった。経済面で協力を模索していた両国の緊張が急速に高まっている。カナダメディアによると、殺害されたのはハーディープ・シン・ニジャール氏。6月に西部ブリティッシュコロンビア州で射殺された
10月23日、カナダの首都オタワで、男がカナダ軍兵士を射殺し、さらに連邦議会議事堂に侵入して銃を乱射するという事件が発生した。男は警官隊と銃撃戦の末、射殺された。 男は敬虔なイスラム教徒で、海外に出国するために旅券を申請していたが、審査によって交付されていなかった。母親には「シリアに行く」と話していたという。イスラム国支持者かどうかは現時点で不明である。 また、その2日前の同20日には、やはりカナダのモントリオールで、イスラム国支持者とみられる25歳の男がカナダ兵2人を轢き、うち1人を殺害する事件もあった。 カナダはかねてから米軍のイラク空爆を後方支援しており、イスラム国が敵視していた。9月22日にイスラム国幹部がツイッターで支持者に呼びかけたテロ指令でも、標的国として挙げられていた。 カナダ政府は10月3日に空爆への参加を表明し、同21日にはカナダ空軍の戦闘爆撃機「CF-18 ホーネット
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