12月15日、来年のアングレーム国際漫画祭で開催予定だったバスティアン・ヴィヴェスの展覧会が中止になったというニュースが日本語のニュースサイトに載りました。 しかしこの騒動の発端となった署名活動などについては言及がなかったので、唐突に思われた方も多いようです。 その数日前からフランス語ではこの件についてかなりの情報が飛び交っていましたが、ジャーナリストのジェローム・ラシャス氏の記事がいちばんフラットで問題の全体を把握しやすいように思えました。ということで以下がその記事の翻訳です。 ラシャス氏に翻訳してブログなどに載せてもいいか尋ねたところ、元記事のリンクを貼るという条件で快諾してくださいました。 元記事はこちらです お断りしておくと、この記事は12月12日に書かれたもので、展覧会の中止を求める署名活動が起きたことを伝えるものです。まだ展覧会の中止は決定されていません。 以下ジェローム・ラシ