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ヨーロッパとcommunityに関するlaislanopiraのブックマーク (3)

  • ヨーロッパ政治に息づくキリスト教民主主義/土倉莞爾 - SYNODOS

    現代フランスの代表的な政治哲学者マルセル・ゴーシェによれば、教会と国家の分離、宗教と政治の分離は、政治の価値を高めたと言う。こうした分離に対して、宗教の側は粘り強く勢力を保ち、国家、すなわちライシテ(政教分離の原則)の側は、宗教を打倒する野望を抱いた。 この対立は、国家が、宗教も含め社会のすべてを取り仕切るという考え方と、宗教の自由は社会に厳然と存在し、国家といえどもそれを縛ることがあってはならないとする考え方の闘争であり、その闘争は民主主義の歴史に影を落としてきた。 稿では、第二次世界大戦後のヨーロッパにおける政治と宗教の問題について論じていく。とくにフランスを中心として、カトリック主体の「キリスト教民主主義」に焦点をあてて考察してみたい。 キリスト教民主主義の第二次世界大戦後の貢献として、ヨーロッパ統合をあげることができる。当時、各国で政権与党の座にいたキリスト教民主主義政党は、ヨー

    ヨーロッパ政治に息づくキリスト教民主主義/土倉莞爾 - SYNODOS
    laislanopira
    laislanopira 2014/11/04
    カトリックが後押しした穏健保守
  • 「記念碑に刻まれたドイツ」書評 共同体の記憶として何を残すか|好書好日

    ドイツには、栄誉を讃えるものから警告するものまで、多種多様な記念碑がある。記念碑の歴史を追いながらドイツ史を再検討し、「記念碑に刻まれたドイツ」について考える。【「TRC… 記念碑に刻まれたドイツ戦争・革命・統一 [著]松彰 こつこつと自分の足で地道に歩いて調査し、記録したドイツとオーストリアの記念碑の数々。記念碑のカタログのようなたくさんの写真にまずは脱帽である。書は記念碑という、わかりやすく目に見える建造物のあり方から、国家や地域社会が何を共同体の記憶として残そうとしているかを探る試みである。 ベルリンの壁崩壊後に旧東独地域でマルクスやレーニンの像が撤去されたり、通りや橋や広場の名前が変えられたりしたことは記憶に新しい。逆に、新しい記念碑もたくさん造られた。国家主導で記念碑が造られた時代を経て、現在は記念碑についての議論はより開かれたものとなっている。 自分たちは歴史とどう向き合

    「記念碑に刻まれたドイツ」書評 共同体の記憶として何を残すか|好書好日
  • ポスト・グローバリズムの世界、あるいは「縮みゆく共同体」 - 内田樹の研究室

    アメリカの最近の国勢調査で、白人の人口が2歳時以下の幼児の過半数を割った。 ヒスパニック系(16.3%)がアフリカ系(12/6%)を抜いて、マイノリティの最大集団になった。 ヒスパニックは出生率2.3で、白人を0・5ポイント上回っている。 アメリカにおいて白人が少数民族になる時代が近づいている。 ヒスパニックは英語を解さないスペイン語話者を多く含む。 都市の黒人たちはすでに「エボニクス」という、英語と文法も語彙も違う独特の言語を有している。 「社内公用語は英語とする」というような「守旧派的」な雇用条件を課す企業がアメリカ国内に出現してくるのも、こうなると時間の問題である。 これを文化の多様化と言って言祝ぐ人もいるかも知れない。だが、国民国家が共通言語を喪失するという事態は「多様化」というよりはむしろ「分裂」と呼ぶ方がふさわしいだろう。 アメリカは国家としての統合軸を失いつつある。 植民地時

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