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中国と思想とチベットに関するlaislanopiraのブックマーク (2)

  • 実は「中華民族」論はそれなりに理論武装している - Danas je lep dan.

    中国で勢い増す「黄帝」崇拝 愛国心鼓舞、少数民族抑圧と紙一重 | どうしんウェブ/電子版(国際) これは割とドン引きさせられた記事なのだけど(中国の少数民族の中には黄帝神話を信じてない民どころかイスラーム教徒もいると思うんですがそれは……),巻き添えで費孝通の評価が落ちたら気の毒ではあるというのと冷静に考えたらこれまで書いてきたことがなかったというのでメモ的なものを。[asin:4894891182:detail] 「中華民族」論自体は費孝通以前の清末民初期から言われているようなのだけれど,人類学に基づいた理論として体系化されたのは1988年の費孝通の著作による。彼の著書『中华民族多元一体格局』は日語に翻訳されているけれども,人類学の理論を踏まえて,漢族を中心に分かちがたく結合した構造としての「中華民族」の実在性について論じたもので,それなりに説得力のある議論であり,少なくともソ連におけ

  • 選択的なシニシズム - Danas je lep dan.

    「ま,現実はそんなもんだし」という言説それ自体が問答無用で悪いと言っているのではなくて,そのような言説が持ち出される文脈を問題にしている,という話。あるいは,選択的なシニシズムを持ち出す人は「あたまがわるいのではなく,わるい」のだという話。実際にどれくらい欧米の人たちがこの件で>現状は我々が想像するよりずっとストレスになっていると思う。のかは私には判断ができませんが、仮に>ずっとストレスになっているとしても、この件で>道徳的(というのは、この方の意味合いは、チベット側に立つ、ということです)な立場に各々の政府が立つというのは現実問題としてなかなかないんじゃないかなと思います。個々の市民はともかくとして、政府は最終的には中国側を支持するでしょう。少なくとも、チベット独立は支持しないし(だから、ダライ・ラマらチベット亡命政府も、これは引っ込めています)、自治権の拡充という話になるし、そうなれば

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