文明の岐路に立つ私たち――「宇宙船地球号」は今どうなっているのか 松井孝典(『NHK スペースシップアースの未来』)×浜野高宏 情報 #新刊インタビュー#宇宙船地球号#スペースシップアースの未来 1960年代に有名になった「宇宙船地球号」という言葉がある。建築家・思想家のバックミンスター・フラーが独特のアプローチで読み解いた「宇宙船地球号」を、「スペースシップアース」として現代に位置づけようと試みたのが、『スペースシップアースの未来』(松井孝典、ジャレド・ダイアモンド、ダニエル・ヤーギン、ヨルゲン・ランダース、エイモリー・ロビンス、NHK取材班 著)だ。著者のお一人で、惑星科学の第一人者である松井孝典さんと、NHKプロデューサーの浜野高宏さんにお話をうかがった。(聞き手・構成/長瀬千雅) ―― 本書は、「スペースシップアースの未来」という同名のテレビシリーズが元になっています。もともとその