子ども向けの写真や動画投稿アプリの開発に批判の声が高まる中、アメリカのIT大手、フェイスブックの幹部は議会の公聴会で証言し、子どもたちを守るための適切な対応をとろうとしていると強調しました。 フェイスブックはみずから実施した調査で、写真や動画投稿アプリ「インスタグラム」が子どもの心に悪影響を及ぼすという結果がまとまっていながら、子ども向けのアプリ「インスタグラム・キッズ」を開発しようとしているとして批判が高まり、開発を中断しています。 これを受けて、アメリカ議会上院の委員会は30日、フェイスブックの責任者を呼んで公聴会を開きました。 この中で、フェイスブックの安全対策の責任者は、13歳未満の子どもがインスタグラムを使うことを禁止しているが年齢を偽って使用するケースが多く、ことし6月から8月にかけて削除したアカウントは60万件以上に上ると明らかにしました。 そのうえで、自社による調査は若い人