3月17日に公開された安倍元総理をテーマにしたドキュメンタリー『妖怪の孫』。その主題のためか上映館も中々広がらない中、公開後、観客のSNSや口コミによって拡散され、ひと月後には観客動員3万人を超える大ヒットとなった。その勢いはまだまだ続いている。 とはいえ安倍元総理の映画となると「やらない、又は、やれない」と判断されることも少なくない。上映館でさえポスター掲載、予告編上映を控えられる異例の制約を受けている。”安倍さん”には何か特別なチカラがつき纏うようだ。 安倍家のお膝元、山口県でも切望された末、4月7日から1館だけ上映されることが決定したのだが、喜んでいた矢先、たった一週間でなぜか上映終了となった。これも安倍元首相の“妖術”なのか。 だが、中国地方で唯一の上映、何より山口県での上映がないのはあまりに寂しい。ところが、劇場での公開がなくなったことで急遽、浮上したのが、下関での自主上映だった