【読売新聞】 対話型サービス「チャットGPT」など生成AI(人工知能)による著作物の使用に対し、日本は先進諸国で最も法規制が緩く、AIがほぼ無条件に著作物を「学習」できる状態となっている。イラストレーターや音楽家らは著作権が侵害され
米国を除く環太平洋経済連携協定(TPP)の参加11カ国による首席交渉官会合は1日、千葉県浦安市で3日間の日程を終えた。知的財産分野で10項目前後について効力を凍結する方向で一致するなど、議論は一定の進展を見せた。 各国は8~10日にベトナム・ダナンでTPP閣僚会合と首脳会合を開催。11カ国での発効に向けた大筋合意をめざし、残る課題について政治判断にゆだねる。日本の梅本和義首席交渉官は会合終了後、記者団に「ダナンでの合意に向けた機運は高まっている」と話した。 今回の会合では、米国のこだわりで協定に盛り込まれた一部項目の効力を凍結する方向で議論した。各国からは60近くの項目について凍結要望が出された。 知的財産に関する分野では、著作権の保護期間を作者の死後70年とする項目などについての凍結要望を、11カ国で議論した。著作権の保護期間は、ディズニー作品などを抱える米国が「70年」での統一を強く主
【木村尚貴、赤田康和】日本は、著作権料などを支払う必要のある著作権保護期間を作者の死後50年間と定めている。それなのに米国、英国、フランスなど第2次世界大戦の戦勝国の作品は約10年長くしないといけないという国際ルールを課せられている。いまだ敗戦国扱いのこのルールを撤廃に向け交渉するよう、日本音楽著作権協会(JASRAC)は25日にも岸田文雄外相に申し入れる。 このルールの撤廃は、小説家や美術家などの団体も訴えてきた。JASRACは「国益を守る、主張する外交」を掲げる安倍政権の誕生を追い風とみて、働きかけを強める。 戦時中は交戦国の作品の著作権が十分保護されず、著作権料の支払いなどがされていなかった。1951年のサンフランシスコ平和条約で、この点が問題視され、連合国15カ国の作品の著作権を交戦状態にあった期間分長く保護する「戦時加算」が義務づけられた。
Anonymousが日本政府に“宣戦布告”した問題で、26日夜には裁判所サイトが一時ダウンし、国交省・霞ヶ浦河川事務所のサイトにはAnonymousによる“犯行声明”が掲載された。 ハッカー集団「Anonymous」が違法ダウンロードに刑事罰を科す改正著作権法に抗議して日本政府に“宣戦布告”した問題で、裁判所サイト(www.courts.go.jp)が6月26日夜、一時ダウンした。また国土交通省・霞ヶ浦河川事務所のサイト(www.kasumi.ktr.mlit.go.jp)にはAnonymousの主張による“犯行声明”が掲載されたが、現在はアクセスできない。また自民党サイト(www.jimin.jp)も一時アクセスしにくい状態になった。 裁判所サイトのダウンとAnonymousの関連は不明だが、“公式”Twitterアカウント「@op_japan」は裁判所サイトのダウンと同事務所サイトのク
「市場を公正なものに」「CDが売れるようにはならない」──著作権法改正案、参院で参考人質疑(1/3 ページ) 違法ダウンロードに刑事罰を導入する著作権法改正案が参院で審議され、津田大介さんらへの参考人質疑が行われた。「日本の文化を守るために不可欠だ」「刑事罰化の前にやることがある」と、賛成・反対の立場から参考人が意見を述べた。 違法ダウンロードに刑事罰を導入する著作権法改正案が衆議院を通過し、審議は参議院に移った。参院文教科学委員会は6月19日午後、違法ダウンロード刑事罰化について参考人質疑を行い、参考人からは「日本の文化を守るために不可欠だ。ネットのルールも万引きが罰せられるリアルと同じでなければならない」「刑事罰化に違法ダウンロード抑止効果があるのか慎重に議論すべき」と賛成・反対の立場から意見が出た。 参考人として招致されたのは、岸博幸・慶應義塾大学大学院教授、日弁連の市毛由美子事務次
以下、TPPに関して、経済的にはまったく詳しくない一人の人間が報道とかの断片を見聞きして思った素人考えをメモしておく。現時点ではTPPそのものに賛成とも反対とも言えないが(メリットもデメリットもある)、現在の政府にTPPでの交渉能力はなく、現在のTPP議論は偏った議題に限定されているというのがわたしの考えだ。 「アメリカンスタンダードを受け入れるか否か」しか議論されていない TPPにおいて、賛成派にしろ反対派にしろ「TPP交渉に参加する」ということが、「アメリカンスタンダードに合わせる」か「アメリカンスタンダードに合わせない」かの二択として捉えられていることに疑問がある。 たとえば、TPPに参加すれば、著作権の保護期間をアメリカに合わせて70年にしなければならないとかいう話もある。保護期間延長に絶対反対(むしろゼロに近づけるべし)と考えるわたしにとってはそれだけでもTPPに反対していいよう
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