タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

社会とアラブと本に関するlaislanopiraのブックマーク (2)

  • 『アラブ500年史:オスマン帝国支配から「アラブ革命」まで』by 出口 治明 - HONZ

    ムハンマドからウマイヤ朝、アッバース朝などの盛期に至るアラブの歴史は、わが国でも比較的よく知られている、と言っていいだろう。僕たちがいつも戸惑うのは、あの輝かしいイスラーム帝国の時代と、現代のアラブ社会の混迷振りとの著しい落差にある。その間隙を埋める意欲作が現れた。それが、書である。 書は、1516年のマルジュ・ダービク(アレッポ郊外)の戦いから筆を起こす。エジプトのマムルーク朝とオスマン朝が対峙した。勝利したオスマン朝のセリム1世は、エジプトを手に入れた。この時点から、アラブ世界はイスタンブールの支配を受けることになる。 書は上下2巻から成る。上巻はオスマン朝の400年に及ぶ支配下のアラブ世界を描き出し、第1次世界大戦後の英仏の支配から、第2次世界大戦終結時までを取り扱う。下巻は、ナセルに象徴されるアラブ・ナショナリズムの台頭からその衰退、石油の時代を経て、冷戦崩壊後の現代(アラブ

    『アラブ500年史:オスマン帝国支配から「アラブ革命」まで』by 出口 治明 - HONZ
  • 命を賭した報道 『暗殺国家ロシア 消されたジャーナリストを追う』 福田ますみ - HONZ

    採点:★★★★☆ ジャーナリズムに興味がある人はもちろん、権力に文字通り命懸けで立ち向かう姿を目撃したい人におススメ。 書は暗殺国家ロシアで「不偏不党」「公正中立」なニュースを発信し続ける独立系新聞「ノーバヤカゼータ(ロシア語で新しい新聞の意)」の設立から現在までの奮闘の記録。なぜ彼らは同僚・部下が次々と暗殺されても、その活動を止めないのか、ジャーナリズムの意義を考え直す一冊。 ■感想 大辞泉によると暗殺とは「主に政治上の立場や思想の相違などから、ひそかに要人をねらって殺すこと」とあるので、ロシアで行われていることはもはや暗殺ですらない。なぜなら、その行為は「ひそかに」行われることなく、時には白昼で行われているからだ。「ノーバヤガゼータは創刊以来2人の記者が殺され、1人が不審死を遂げ、契約記者2名、さらには顧問弁護士までもが殺されている。毒物によると思われる奇怪な死を遂げたユーリー・シュ

    命を賭した報道 『暗殺国家ロシア 消されたジャーナリストを追う』 福田ますみ - HONZ
  • 1