朝鮮学校への補助金の交付を求めた全国の弁護士会に対し、懲戒請求が相次いだ問題で、不当な請求で人権を侵害されたとして、神奈川県弁護士会に所属する在日コリアンの女性弁護士が、兵庫県などに住む懲戒請求者19人に損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、神戸地裁であった。斎藤聡裁判長は計209万円の支払いを命じた。 訴状などによると2017年ごろ、朝鮮学校への補助金停止に同弁護士会が反対声明を出したことに対し、所属弁護士への懲戒請求が一斉に申し立てられた。声明に反発する特定のブログの呼び掛けに応じた動きとされ、「違法である補助金支給声明に賛同することは確信的犯罪行為」などの内容だったという。 これに対し、女性弁護士は20年10月に「人種差別を受け、人格権を侵害された」として、神戸市や兵庫県尼崎市などの男女らを提訴。判決は懲戒請求者19人にそれぞれ11万円の支払いを命じた。 同様の懲戒請求は全国で相次ぎ、
「私はネトウヨです。ネトウヨであることに誇りを持っています」 先月、Twitterで堂々と“ネトウヨ宣言”したのは、岡田ゆうじ神戸市会議員。国会議員の政策担当秘書を経て、2017年に神戸市議に当選した現職の自民党議員だ。そのような身分もありながら、なぜわざわざネトウヨを表明したのか。 【映像】「ネトウヨ」めぐり岡田市議vsひろゆき氏 「今ネット上では、ネトウヨがある種の差別用語というか、禁句のようなものになっている。『あいつはネトウヨだ』『そんなネトウヨに発言権はない』とレッテル貼りをして差別をするのは一体どうなのかな、という問題意識が昔からあった。ちょっと考え方が保守的な普通の人も含めてネトウヨと言われている。政治家として宣言したいと思ったものだから、いわゆる“ネトウヨ宣言”をさせていただいている」 ネトウヨは普通の人と変わりないと訴える岡田議員。さらに同じツイートでは「私は別に右でも左
旧日本陸軍の二等兵をモチーフとした会田誠さんの巨大アート。「自分史上最大サイズの立体アート」という。高さ7メートルの天井からつり下げた=兵庫県立美術館 日本を代表する現代美術家の一人、会田誠さん(53)が、旧日本軍の兵士をモチーフに制作・発表した大作が、インターネットのSNS(会員制交流サイト)で、「英霊を愚弄しているよう」「批評精神にあふれ、メッセージ性がある」などと、賛否両論の議論を呼んでいる。 兵庫県立美術館(神戸市中央区)で開催中の企画展「Oh!マツリ☆ゴト 昭和・平成のヒーロー&ピーポー」(3月17日まで)で展示されている新作インスタレーション(空間芸術)「MONUMENT FOR NOTHING(モニュメント・フォー・ナッシング)V~にほんのまつり~」。 同展は、「ヒーロー」「ピーポー(普通の人々)」や「まつり・まつりごと」をキーワードに、昭和・平成の美術や大衆文化を振り返る内
人気ロックバンド「RADWIMPS」のコンサート会場周辺の交差点内に駐車したとして、神戸水上署は26日、道交法違反の疑いで、住所、氏名不詳の40歳くらいの男を現行犯逮捕した。黙秘している。署によると、同バンドの曲「HINOMARU」の歌詞が不適切だと主張し、公演中止を求める抗議活動中だった。 この曲を巡っては6月、「軍歌のようだ」との批判がネットで相次ぎ、作詞、作曲したボーカル野田洋次郎さんが自身のツイッターで釈明する事態となっていた。 署によると、男はコンサート開始前、屋根に拡声器を付けた軽乗用車に乗り、ほかの3人と車内からマイクで抗議の声を上げた。
私立灘中学校(神戸市東灘区)が採択した歴史教科書を巡り、自民党の盛山正仁衆院議員(63)=比例近畿=や和田有一朗・兵庫県議(52)=神戸市垂水区=が同校に「なぜ採択したのか」などと問い合わせていたことが3日、分かった。インターネット上でも「政治圧力ではないか」と問題視する声が上がっている。 同校が採択したのは、「学び舎(しゃ)」の歴史教科書「ともに学ぶ人間の歴史」。教科書は現役教員やOBらが執筆し、他社で記述がない慰安婦問題に言及。1993年に河野洋平官房長官(当時)が元慰安婦へのおわびと反省を表明した「河野談話」を載せ、併せて「軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような資料は発見されていない」と現在の政府見解も取り上げている。 県教育委員会などによると、同校は2016年度から同社の歴史教科書を使用。同教科書を使っているのは県内では同校だけという。同委員会義務教育課は「(教科書の使用は
私立灘中学校(神戸市東灘区)が採択した歴史教科書を巡り、自民党の盛山正仁衆院議員(63)=比例近畿=や和田有一朗・兵庫県議(52)=神戸市垂水区=が同校に「なぜ採択したのか」などと問い合わせていたことが3日、分かった。インターネット上でも「政治圧力ではないか」と問題視する声が上がっている。 【写真】灘中学校が採択した教科書は… 同校が採択したのは、「学び舎(しゃ)」の歴史教科書「ともに学ぶ人間の歴史」。教科書は現役教員やOBらが執筆し、他社で記述がない慰安婦問題に言及。1993年に河野洋平官房長官(当時)が元慰安婦へのおわびと反省を表明した「河野談話」を載せ、併せて「軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような資料は発見されていない」と現在の政府見解も取り上げている。 県教育委員会などによると、同校は2016年度から同社の歴史教科書を使用。同教科書を使っているのは県内では同校だけとい
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