歓迎の吹奏楽演奏を受けながら入港する掃海艦「あわじ」=令和6年5月10日午後2時56分、兵庫県淡路市生穂新島、津名港(藤崎真生撮影) 「国生みの島」、淡路島の名を由来とする海上自衛隊の掃海艦「あわじ」が11、12日の両日に兵庫県淡路市生穂新島の津名港で一般公開される。10日は現地で入港歓迎行事が行われ、後援会メンバーを含む市民らが、コロナ禍の影響により令和元年10月以来、約4年半ぶりとなる来島を祝った。 掃海艦は海中の機雷を排除する役目を担う。「あわじ」は全長67メートル、基準排水量690トン。機雷が反応しないよう船体には非磁性の繊維強化プラスチック(FRP)が用いられ、耐久性や強度が大幅に向上した。平成29年3月の就役で、神奈川・横須賀を母港として活動している。 10日は有志らでつくる「掃海艦『あわじ』後援会」のメンバーらが歓迎行事を開催した。吹奏楽の演奏で入港する「あわじ」や隊員らを出