外食産業で世界最大手のアメリカ・マクドナルド は8月20日、ロシアの消費者安全当局の命令に従ってモスクワにある4店舗の営業を停止した。同当局は衛生法規違反が見つかったと説明しているが、ウクライナ問題でアメリカがロシアに科した制裁への報復という意味合いもありそうだ。時事ドットコムなどが報じた。 当局は18~20日、狙い撃ちでマクドナルドの立ち入り検査を実施した。ウクライナ危機や対ロシア経済制裁で米ロ対立が先鋭化する中、プーチン政権による事実上の「報復」と言えそうだ。 (時事ドットコム「マクドナルド4店の営業停止=米ロ対立、伝説の1号店も-モスクワ」より 2014/08/21 05:53)