睡眠が必要不可欠なものであることはこれまでの様々な研究から明らかになっている。眠っている間に記憶を整理したり、嫌な記憶から感情負荷を取り除いたりたりするのはもちろんのこと、その日脳に蓄積された毒素(老廃物)を除去するための清掃作業も行われているのだ。 そうした毒素の中にはアルツハイマー病を引き起こすものも含まれており、睡眠不足が常態化すると健康を崩す羽目にもなりかねない。 この度アメリカ・ボストン大学の研究グループは、睡眠中、脳内で脳脊髄液が毒素の清掃を行っている様子がわかるMRI映像を公開した。