ベイルート爆発で美術館やギャラリーの被害状況が明らかに。政府非難や責任追及の声も8月4日、レバノンの首都ベイルートで発生した大規模な爆発。それにより、ベイルート市内の多くの美術館、博物館、ギャラリーも大きな被害を受けたことがわかった。 被害を受けたスルソーク博物館の展示室内の様子 Photo by Marie Nour Hechaime 8月4日、レバノンの首都ベイルートで壊滅的な爆発が発生。8月7日時点の報告によると、137人以上が死亡、5000人以上が負傷。ベイルート港の倉庫に6年間保管されていた爆発物が原因とみられるこの大規模な爆発により、ベイルート市内の多くの美術館や博物館、ギャラリーも大きく破壊された。 近代・現代美術作品が多数展示されているスルソーク博物館はInstagramで、スタッフの安全を確認しながら、「ベイルートを震撼させた大規模な爆発事件で死亡し、負傷し、または行方不