■小学校では一時不登校にも ■進学の条件は「奨学金」 ■子どもの興味関心を尊重 選択肢を用意 ■米英の入試ってどんな感じ? ■ネットや知人から情報収集 ■英語がチャンスを増やす 日本がだめなら海外へ 沖縄県読谷村で学び育った鈴木颯也(そうや)さん(18)が10月、英国に旅立ち、世界大学ランキング一位のオックスフォード大学で学生生活をスタートしている。米ブラウン大や東京大、九州大など国内外の難関大学にも合格した颯也さん。夏に初めて取材することになったとき、記者は思った。 「きっとお金持ちで教育熱心な家庭で育ったんだろうなぁ…」 結果は少し違っていた。不登校になったこともあるし、奨学金の一つは低所得層向け。平日、部活が終わって帰宅後の勉強は多くて3時間。とても裕福な家庭では無く、寝る間を惜しんで勉強したわけでもないそうだ。 颯也さんはどんな歳で、どんな勉強をして、両親はどう子育てしてきたのか。