そこに集まるのは、「リア充」でも「パリピ(パーティを楽しむ人たち)」でもなく、生粋の「コスプレイヤー」たち――。日本にすっかり定着しつつあるハロウィンにおいて、独自の進化を遂げているイベントがある。 10月29、30日の2日間にわたって開催される「池袋ハロウィンコスプレフェス2016」。その名の通り、当日参加者が楽しむのは、オバケや魔女の「仮装」ではなく、アニメやゲームに登場するキャラクターの「コスプレ」だ。ネット企業のドワンゴが開催の指揮を執っている。 ドワンゴは「ニコニコ動画」などのサービスを運営する企業。ニコニコ超会議をはじめとするリアルイベントは「巨大なオフ会」と位置づけており、自社サービスのアクティブユーザーを増やす重要な施策ととらえている。今回のハロウィンイベントもそのひとつだ。 今年も小池百合子氏がコスプレ姿で登場