2023年に入ってから、元祖ソーシャルネットワーキングサービス「mixi」の人気復活とその理由に迫る記事を目にするようになった。以下はその一例だ。 「mixi、今なぜ再注目? “オワコン”の声に運営側「危機感はなかった」 Z世代を魅了する国産SNSゆえの“ある”独自性」(オリコンニュース、23年3月23日) 「Z世代が惹かれる『mixi』のレトロさ 変化するSNSとの関わり方」(Forbes JAPAN、23年3月7日) 「mixiはオワコンって誰が言った? “SNS疲れ”の時代に再ブームの可能性」(日刊SPA!、23年3月4日) きっかけは、中国最大手の検索エンジン「百度(Baidu)」を運営する百度の日本法人、バイドゥ(東京・港)が23年1月に公表したSNSに関する調査結果だ。日本語入力アプリ「Simeji」ユーザーを対象に定期的に実施しているアンケートで、「次にくると思うSNS」につ