筆者が知らない間に、Windows 10とWindows11の入力環境は生まれ変わっていました。 少々大げさな書き出しですが、「アプリを導入して、キーの割り当てを変更する」なんてことが面倒くさいという人にこそ試してみて欲しいカスタマイズ設定が、実は2020年5月のOSアップデートから導入されていたようなんです。 設定を適用すれば日本語入力の切り替え時にストレスを感じなくなるTIPSなので、ぜひ試してみて欲しいところ。以下に解説します。 【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】 日本語と英語など、複数の言語を使用する人Windows10/11で、日本語入力の切り替えにストレスを感じている人 今日のワークハック:キーの割り当てを変更して日本語入力のストレスを減らすキーの割り当てを変更するPhoto: 田中宏和ところでスペースバーの左右にある「無変換」キーと「変換」キー、使っていますか? 結
Windowsを落としてマザーボードのBIOS画面に入るとき、DELキーやF2キーなどを連打されているでしょうか。もちろん、それでも問題ないのですが、本記事ではWindowsの再起動時に直接BIOS画面に入る方法をご紹介いたします。 デスクトップの任意の場所で右クリック → 『新規作成』 → 『ショートカットの作成』を選択し、『項目の場所を入力してください』に以下の文字列をコピーしてください。 『Shutdown /r /fw /t 1』と入力 入力したら『次へ』と進めて、任意のファイル名を入れたら『完了』を押して完成です。 できたファイルを右クリックして『管理者として実行』をすると、再起動がかかり、その後、BIOS画面が開きます。これでもうWindows再起動時にはDELキーやF2キーなどの連打とはおさらばです。(PC環境によっては上手く機能せず、再起動がかからない場合もあることはご留意
macOSやLinuxではファイルパスの記述方法が非常にシンプルですが、Windowsには幾通りものファイルパス記述方法が存在しています。そんなWindowsのファイルパスについて調査した結果を、ファイル管理アプリ「Fileside」を開発するErik Jälevik氏がまとめています。 The weird world of Windows file paths | Fileside https://www.fileside.app/blog/2023-03-17_windows-file-paths/ Windows システムのファイル パス形式 | Microsoft Learn https://learn.microsoft.com/ja-jp/dotnet/standard/io/file-path-formats ファイルパスには、各ファイルまでの道筋をすべて記述する「絶対パス」
Windowsにおいて、「フォルダー」と「ディレクトリ」は 実は厳格に区別されている Windowsにおけるフォルダー(Folder)とディレクトリ(Directory)の違いをご存じだろうか? Windowsにおいてフォルダーとは、「仮想フォルダー」(Virtual folder)と「ファイルシステムフォルダー」(File system folder)からなるオブジェクトであり、ディレクトリとはファイルシステムフォルダーのみを指すオブジェクトだ。MS-DOS時代には、仮想フォルダーがなかったので、すべてディレクトリーと呼んでいた。 このため、今でもフォルダーの意味でディレクトリと呼ぶ人がいて、意味が曖昧になっているが、少なくともWindowsの中では厳密に区別されている。レジストリのHKEY_CLASSES_ROOTにあるprogidの中に「Folder」「Directory」があり、そ
Microsoftにより公開されたWindows11互換性確認アプリ『Windows PC 正常性チェック』は正直に言って不親切な設計です。いったいどの部分が要件に引っかかっているのか表示されません。アップデートにより一部要件が表示されるようになったとされていますが、環境によっては正常に動作しません。 そんなMicrosoft純正よりも高機能でわかりやすいWndows11互換性確認アプリがGitHubユーザーのRobert C. Maehl氏により作成されました。 アプリケーション名は『WhyNotWin11』。このチェックツールを使用すれば、 WhyNotWin11を実行した様子 どの部分がシステム要件に引っかかっているか一目でわかります。各項目の詳細は以下。 Architecture (CPU + OS): 64bit CPU / 64bit OSを使用していればOK。32bitはNG
かつてWindowsでテキストファイルといえばシフトJIS形式のものが大半だった。しかし最近では、UTF-8形式のテキストファイルも普通に見かけるようになってきた。世の中はUTF-8が主流になりつつあると言っていいだろう。 しかし、WindowsでUTF-8を使うと、ちょっと困ったことがある。それは、エクスプローラーの検索欄などで用いるWindows Searchが、UTF-8にはしっかり対応していないのである。正確に言うと、Windows Searchはファイル先頭に「BOM」のあるUTF-8は認識して正確にインデックス化し、ファイルの全文検索が可能になるが、BOMのないUTF-8では正しくインデックス化できず、ファイルの全文検索はASCIIコードのみ可能で、日本語などの非ASCII文字では全文検索ができない。 同じ内容のテキストをUTF-8、UTF-8 BOM付き、UTF-16ビッグエ
こんな簡単なコマンドで、Windowsは「しゃべって」くれる。画面キャプチャーでは声をお聞かせすることはできないが、お手元のWindows PowerShellで試してほしい スクリプトを作るとき、ちょっとユーザーの気を引きたくなることがある。たとえば、少し時間のかかる処理をするときに、終わったことを通知したい場合などだ。あるいは、実行後にすこし時間が経過してからエラーを通知するような場合にも、気を引きたくなることがある。 こんなとき昔のコンピューターならベル音やビープ音を鳴らすのが一般的だった。端末装置からコンピューターを使っていた頃、Ctrl+Gを出力するとベル音が鳴った。マイクロプロセッサが使われ始め、パソコンの原型ができあがった頃、BEEPと呼ばれる機能ができた。プログラムでビットをオンオフし、これをスピーカーに接続することで音を出していた。今もマザーボード上には、そのための小さな
パソコンでの作業効率を上げるために欠かせないテクニックといえば「キーボードショートカット」です。[Ctrl]+[C]でのコピーと[Ctrl]+[V]でのペースト、いわゆる“コピペ”は、最も基本的なショートカットキーと言えるでしょう。 ショートカットキーには[Ctrl](コントロール)キーや[Alt](オルト)キーがよく使われますが、実は非常に便利なのが[Windows]キーを使ったショートカット。 今回は、筆者が考える「本当に実用的な[Windows]キーのショートカット」だけを集めて、おすすめの順番にランキングにしてみました。ひとつ覚えて帰るだけでも、作業効率がぐんと上がること間違いなしですよ。 ※基本的には、最新の「Windows 10」で使えるショートカットを挙げていますが、一部を除けばそれ以前のバージョンでも使用できます。 第3位:[Windows]+[Shift]+[S] まずは
「ファイル・フォルダ名を一括で変更する機能」とか、標準装備で良いじゃん! Microsoft謹製、Windowsの作業効率をアップさせる「PowerToys」というソフトの紹介・解説です。 記事のベースと画像はバージョンは0.27.1。執筆時現在は0.29.3が最新版ですが、内容はバグの修正と日本語化なので機能面の差異はなし。 PowerToysとは? PowerToysは、Microsoftがオープンソースで開発中のソフト。元々Windowsに搭載するつもりだったが搭載されなかった利便性向上機能を複数提供するもの。 元々Windows 95時代から名前が続いているソフト。Windows XPまで提供が続けられていました。Vista以降は提供されていませんでしたが、2019年5月にWindows 10向けにオープンソースとして提供を再開しています。 各機能の詳細 FancyZones(複数
Windowsの日本語入力がMac風になる。[無変換]は[英数]に、[変換]は[かな]に読み替えよう。 Windowsで[かな]と[英数]の入力モードを切り替えるときは[半角/全角]キーを使ってトグルする。これが近々Macと同じ方式に変わりそうだ。 マイクロソフトWindows Blogの12月20日公開版によれば、Windows 10 Insider Preview 18305では、IMEのオン/オフを切り替える設定を強化しているという。これにより、スペースバーの左右にある[無変換]と[変換]キーの動作が変わる。 従来は再変換などが割り当てられていたが、今回の変更により[無変換]はIMEオフに、[変換]はIMEオンとなる。つまり、MacやiOSのJISキーボードと同じだ。 同ブログでは「フィードバックに基づき、[変換] キーを IME オンに [無変換] キーを IME オフにする設定を
今のキーボードの配列に満足していますか。 よく見てみるとキーボードには多くの無駄があります。例えばカーソル(矢印)キーはどうしてあんなに遠くにあるのか、BSキーやDELキーなんかも微妙な位置に配置されています。 たくさん使うキーはもっと近くにあるべき 人や環境によってたくさん使うキーの定義は様々ですが、日常的にたくさん使用するにも関わらず、デザイン上の理由などで、あたかも左遷レベルで不遇の扱いを受けているキーが必ず存在します。 例えばアルファベットの「Q」とか実際には大して仕事をしないくせに良い位置に鎮座してたりします。これはアレだ、まるで営業部に突然配属された社長の息子みたいなものです。 反対に、「HOME」キーや「END」キーのように、実際に有能であるはずなのに上層部から認めてもらえず、地方の営業所の管理職に留まっているようなキーも存在します。 実は、こうした不遇の扱いを受けているキー
Windows10の無償アップグレード終了まで3ヵ月を切りました。Windows7やWindows8.1を使っているユーザーは、アップグレードへの通知が来ていることでしょう。Windows7のメインストリームサポートはすでに終了しており、セキュリティ更新プログラムの提供がないため、安心して利用できないOSとなっています。仕様変更や新機能のリクエストは終了しています。比較的時間に余裕のあるゴールデンウィーク中にアップグレードしてしまいましょう。 Windows7マシンを実際にアップグレードしてみたすでにWindows10に乗り換えたよ、という人も多いかと思いますが、対象OSでありながらまだな人は、無償期間内にアップグレードしちゃいましょう。7月30日からは有償アップグレードになってしまいます。そんな無駄遣いはしたくありませんよね。Windows10へのアップグレードが3ヵ月を切ったことで、キ
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