YARUO 良くも悪くも行動に素直です 当BlogではPS3&PSP担当です エロいゲームもやります YARANAIO バイオレンスなゲームが好きな 自称常識人です 当BlogではXbox360担当です KUTARAGIさん プレイステーションの父です 最近全く出番がありません グスタフ 必殺技のイグナイトファングです まこ8さん ジャレコ新作『WiZmans World』に 登場する敵モンスターです
憑物落とし「水月」 〜物語の解体と再構築 ネタバレです。未プレイの方は読まないでください。 まず最初に端折って書くと、この「水月」というゲームは、魔法・怪・マヨイガといった、「ないけど、あるもの」と、現実という「あるけど、ないもの」を、それぞれ逆方向から同じ価値感で捉えている。「『魔法』というある筈の無いものが、人の認識する世界では確かに存在しているんだ」という事を描いたのが双子シナリオ。「『現実』という、人の認識する世界では当たり前に存在しているものが、実はとんでもなく不確かな物なんだ」という事を描いたのが那波・雪シナリオ。その二つのベクトルを狭間で受け止めているのが花梨・和泉シナリオといったところか。まぁ本当の所、各シナリオは、ここまで綺麗に役割分担をしているわけではない。特に魔法・怪といった概念は、那波・雪シナリオにおいても重要な役割を担っている。ただまぁ、大雑把に分けて捉えて
●原作のノベルタッチを意識した字幕デザイン ●展開に沿ったアイチェリーORIGINALアニメーションはH感が増幅 ●有名声優7名によるCVはオリジナル新収録ーフルボイス ●映像に奥行きをだすスクロール用背景CGは新規作成ー22カット ●声優7名によるPRボイスがアイチェリーHPで公開(9月上旬予定) ●2008年10月下旬には、PSP版も他社よりリリース 目を開くと、そこには知らない世界が広がっていた。 見覚えのない風景、人々。そして、僕は誰? 突然の事故ですべての記憶を失ってしまった主人公-瀬能 透矢 過去を奪われることは、未来を奪われることと同じ、ここにあるのは今。 現実に身をおき、周囲の人間と触れ合いながら、少しずつ心を開いてゆく主人公 しかし過去の自分は、知らない自分ではないだろうか。 確固たるものが何もない中、ひとつの手がかりを見つ
ネタバレです。 夢の中の僕は、消えゆくまぎわに、いつもこんな気持ちを味わっていたのかもしれない。 僕を夢から覚ますために、あの少女を射抜き、消えていかなければならない運命を呪って。 だから、僕に夢をつないだ。 牧野さんへの想いを。 彼女がこの町を訪れたことも、僕らが友達になれたことも、僕が、彼女に気に入られ、彼女に強く引きつけられたのも、 すべての夢が、未来へつながっているからなのかもしれない。 雪さんシナリオのテキストなんですが、水月のシナリオって全てがつながっているのだと思います。 透矢「現実を月とするなら、夢は水月っていうところかな?」 那波「…わたくしは、逆だと思いますわ」 透矢「え?」 那波「現実こそ、不確かな海面そのもの…夢はそこに映った確かな可能性」 月っていう、確かに存在する、だけど手の届かない場所。 不確かな僕たちの世界では、それが幾重にも重なり、揺れ動く、水月になってし
ていうか、このシナリオを肯定的に捉えるってどうやったらいいんだろ?って悩んでて、否定的な方ばっかり考えちゃうのですよね。 例えば、ピーターパンの話があって、雪さんが 「雪は、ネバーランド自体が一つの虚像だと思ったんです。ピーターが自分のために作った幻の世界。だから、あの国の住人であるティンカーベルは、ピーターが作った幻の一部なんじゃないかと」 と言うんですが、どこまでも甘えさせてくれる理想のメイドさんである雪さんって、ティンカーベルなのでは?*1とか、さくらむすびの桜シナリオのように、雪さんが言うピーターパンの世界 「ひとりぼっちの少年、ピーターパンは自分にとっての理想郷――時が止まった、子供だけの王国を築こうとしています」 「でも、子供たちはいつか目を覚まして、ネバーランドを去っていく。それは、子供が大人になるっていうことだよね」 「ええ。ピーターだけが、時の流れから取り残されてしまうん
鈴蘭シナリオ以外もネタバレです。 普通は、人の能力には限界があるため、雪シナリオで全てを切り捨ててマヨイガに行き、花梨シナリオでナナミという可能性を否定したように、皆を幸せにするということができないからこそ、例え切り捨ててしまわなくてはならないものがあったとしても、それでも自分が選びたいものを選ぶことをその最善のあり方として行います。 それに対し、鈴蘭は、誰もがそれは不可能だと思わされてしまうような、常識とか、理屈なんかに全く惑わされることはなく、直に正解へと辿り着きます。*1 ナナミに対して不気味だとか怖いとかそんな常識には惑わされず、雪に対しては 「雪ちゃんはボクのママ。あと、ボクだけじゃずるいから、透矢ちゃんのお嫁さんにもしてあげる」 というように、常識にとらわれず、そして本質的に透矢を独占するようにしかあることができない雪さんというキャラクターにそうではないようなあり方を与えます。
これから論述する内容はF&C「水月」をオールクリアしたことを前提として展開する。 以下の内容を理解するためには相応の内容に関する知識を要求するので注意。 ・前提 「水月」を考察する上で、まずいくつかの前提的な概念について説明する。 例えば、完全な暗闇があるとする。 そしてそこにAいう人間とBという人間がいるとする。 さて、AはBがそこにいることを確かめるために、どうすれば良いか? 答えは「呼ぶ」。 AがBの名を呼び、Bの存在を確かめるのだ。 Bが返事を返し、初めてBはそこに存在することが確定される。 翻って、これを全ての存在に置き換える。 AがBを呼び、BがAに返事を返す。またはその逆。 それによってAにとってのB、BにとってのAの存在が確定するように、この世界にある全ての物体は周囲を認識し、周囲に認識されるために存在の主張をしている。 この情報のやりとりが成立する
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