大分県別府市で金城柊真ちゃん(4)が変死しているのが見つかった事件で、別府署は26日、自宅で柊真ちゃんをなぐり死なせたとして傷害致死容疑で、母親の無職、利恵容疑者(37)=同市天満町=を逮捕した。 逮捕容疑は、24日午前8時ごろから同日午後5時ごろまで、自宅で長男の柊真ちゃんの頭や胸などを手やビニール傘で何度もなぐり、死亡させた疑い。 別府署によると、金城容疑者は25日午後2時ごろ、同居の30代男性に付き添われて同署に自首し「朝起きたら子どもが死んでいた。自分が暴力を振るった。殺すつもりはなかった」と供述、容疑を認めている。 柊真ちゃんの頭には傷があり、全身にあざがあった。同署は司法解剖して死因を調べ、日常的に虐待していたかどうかについても捜査する。金城容疑者は男性、柊真ちゃん、次男と4人で暮らしていた。