目の見えない犬さんとの生活に関するメモ 保護犬の里親になった。 その犬は、生まれつき、目の見えない柴犬の仔犬である。 少し前まで一緒に生活していた柴犬も、年老いてから目が見えなくなった。その犬との比較になる。 老犬は、階段を下りるのに時間がかかるようになって、そのうちに階段を降りられなくなった。階段を昇る方は時間を掛ければあまり問題なかった。散歩中に、マーキングしなくなった。 目の見えない犬は、初めての場所を怖がる。 犬と初めて出会った公園でも、蹲って動こうとしなかった。大人しく抱かれていた。 我が家にやってきた時も、しばらくはじっとして、周りの雰囲気を窺っていた。すぐに慣れて、動き回り始めた。 仔犬は、階段の上り下りが困難である。下りの方は転がり落ちるように下るが、昇る方はかなり困難そうに見える。 予防接種を終えて、いざ散歩をさせる段になって、犬が思い通り歩かないことに驚いた。 坂道を怖