楠瀬ヴェルディを振り返る カテゴリ: サッカー(U18) 楠瀬直木監督の退任が発表されている。 ヴェルディユースは去年、今年とクラブユース選手権を制した。 「なぜそういう人が?」という疑問を、多くの方が持ったようだ。 過去にも育成組織の有能な指導者が退任した例はある。 手法が過激だったり、父兄と対立したりという理由だ。 トップチームに比べて「成績以外」で評価されるポジションなのだろう。 ただ楠瀬さんに関してそういう話は想像できない。 彼を「結果だけ」で評価するつもりはない。 この2年間、ヴェルディはむしろ「結果を求めぬサッカー」を貫いていた。 守備も攻撃も男らしくリスクを取る。 夏場であろうが前半から積極的にボールを追う。 逃げのパスでなく、ドリブルで切れ込む。 「無茶だろう?」というくらいに挑んで、結果も出す。 それが楠瀬ヴェルディの魅力だった。 柏やFC東京のサッカーを否定するつもりは