J1最終節は3日、各地で全9試合が行われ、敵地で浦和に3-1で勝利した柏が念願の初優勝。昨季のJ2王者が、昇格後即J1制覇という史上初の快挙となった。 柏は今季23勝3分8敗で勝ち点「72」。開幕ダッシュに成功し、今季は常に上位争いを演じた。シーズン中盤には4位まで順位を落としたが、その後5連勝するなど持ち直しクラブ史上初の優勝を果たした。 柏と勝ち点1差で最終節を迎えた名古屋は、新潟を1-0で下し6連勝を飾ったが連覇ならず。西野監督のラストゲームとなったG大阪は、清水に3-1で勝利したが、05年の最終節逆転優勝の再現とはならなかった。 来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場枠は「4」。最終節を待たずに3位以内を確定させた柏、名古屋、G大阪の3チームが出場権を獲得していた。残りの1枠は天皇杯全日本選手権の優勝チームに与えられるが、柏、名古屋が優勝した場合は、リーグ4位となった仙