“巨大すぎる”客船ひっそり出港「カネがかかって…」 - 政治・社会 - ZAKZAK世界最大級の客船「クイーン・メリー２」（１５万１４００トン）が１９日朝、横浜港へひっそりと入港し、同日夜に早々とグアムに向け出港した。昨年３月の初入港時は多くの市民や観光客で賑わったが、今回は一般には非公開。約２６００人の乗船客向け無料シャトルバスの運行も中止された。理由は「デカ過ぎて、招かれざる“客”だから」（港湾関係者）。同船の関東地方への入港はこれが最後となる可能性も出てきた。 同船は前回と同様、ベイブリッジのたもとにある大黒埠頭に着岸した。横浜にくる客船は、中華街や山下公園の徒歩圏内にある大さん橋国際客船ターミナルに入港するのが定番。だが、「海面からの高さが６２メートル。これはベイブリッジの高さ（５５メートル）を上回る。そこで、普段は自動車運搬船の積み卸しが行われている大黒埠頭に着岸させた」（横浜市港湾局）。 ただ、ここでも問題が。港湾関係者が語る。 「大黒埠頭は、密航や密輸
