週報 2024/04/28 川はただ流れている 4/20(土) 初期値依存性 さいきん土曜日は寝てばかり。平日で何か消耗しているらしい。やったことと言えば庭いじりと読書くらい。 ベランダの大改造をした。 サンドイッチ 一年前に引っ越してからこんな配置だったのだけど、さいきん鉢を増やしたら洗濯担当大臣の妻氏…
12月13日は「ビタミンの日」である*1。いまからちょうど100年前の今日、1910年(明治43年)12月13日。東京化学会常会において、鈴木梅太郎は、米糠中に含まれる微量の未知物質について発表した。当時、既に、エイクマンの行った実験によって、白米のみで育てた鳥が脚気様の症状を来たすこと、米糠を与えれば症状が改善することは知られていた*2。鈴木は、米糠から分離抽出した有効成分を仮にアベリ酸と命名した。アンチベリベリ(ベリベリとは脚気のこと)という意味を込めたらしい。後にこの有効成分は、酸ではないことが明らかになり、オリザニンと改められた*3。オリザニンはイネの学名「オリバ・サティバ(Oryza sativa)」に由来する。ちなみに、「もやしもん」で有名になったオリゼーも、米麹から発見されたことに由来する。 「栄光なき天才たち」 伊藤智義・作、森田信吾・画、「栄光なき天才たち」の第一巻で、東
医療のイロハも知らない長妻氏/山形浩生(評論家兼業サラリーマン) http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101020-00000001-voice-pol と言う記事で、厚労省研究班が補完代替医療の有効事例を集めて検証することを揶揄しているのだが、これがあまりに酷い。 ホメオパシーの怪しげな理論による現代医療の否定が非難されるのは構わないし、怪しげな民間療法を非難するのも別にいいのだが、それこそ医学の専門家でもない山形氏が長妻氏個人を中傷するための政治利用するのは頂けませんな。 ところが日本では、鳩山前首相がそんなものを真面目に採り上げるといいだした。そして実害が出て、各方面から批判が出てきたが、一方で長妻前厚生労働大臣の指示で、同省の研究班ががんの補完代替医療の事例収集を行なうとのこと。 まず、鳩山前首相が言い出したのは、2010年1月29
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 医療費が日本の財政を蝕むとばかりに、医療費を抑え込むための施策がこれまで行われてきました。自己負担割合の増加や高額療養費の上限額のアップ、制限回数を超える治療や長期の入院は保険から外すなど、患者の負担を大きくする制度改革が進んできました。結果として、GDPに対する日本の医療費はOECDの中で22位という最下層グループにいるにもかかわらず、患者の自己負担は突出して高い国となっています。 医療費を抑えるための施策が、不幸にして患者になってしまった人に重い負担を押し付けるというのでは、社会の安定という視点で考えてもあまり得策とは思えません。一方で、効果が科学的に検証されないまま、また精度管理が十分にされないまま、各自治体ではがんの集団検診に巨費が投
2010年10月25日00:37 カテゴリ日記 もし次女が亡くなったときに「よかったね」と言われたら… 「流産した女性に日本ホメオパシー医学協会会長の由井氏が掛けた信じがたい言葉」を読んで衝撃を受けました。 由井寅子氏は著書『ホメオパシー的妊娠と出産』の中で、流産を経験した女性とのやり取りについて以下のように語ったというのです。 あるお母さんがステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)のコルチゾン(一般名:強力レスタミンコーチゾン)をとり続けていました。この方はアトピーのためにステロイド剤をずっと使っていたのです。それで、妊娠7週目で子どもが流れてしまった。当然、そのお母さんはおんおん泣きました。 でも私は、彼女に「よかったね」といったのです。「全部とは言わないけど、子どもさんがあなたのステロイドの毒を食べてくれて流れたのだろう」と。胎盤は栄養だけでなくあらゆる母体の毒を吸い上げてしまうので
2010年09月08日 1日1ドルでがんを治療できるか−低所得国に対するガイドライン。 上記のタイトルの論説が、New England Journal of Medicine 2010年8月26日号に掲載された。概略を紹介する。 2002年、世界で760万人ががんで死亡した。これは同年の世界の全死亡の13%を占めるが、驚くべきことに、エイズ・結核・マラリアの死者560万人より多い。世界のがんの新規発症例は2000年の1000万人から2020年には1600万人に増加し、そのうち70%を発展途上国が占めると予測されている。 現在、発展途上国でのがんの診断は、痛みと苦しみを伴う死を意味している。理由の一つは医療費の欠如であり、2008年の英国の国民1人当りの医療費(がん以外も含む)が3000ドルであるのに対して、ケニアでは8.30ドルに過ぎない。 先進国では、生存期間をわずかに延長するだけ
ホメオパシーとは ホメオパシーは、200年以上前にドイツの医師サミュエル・ハーネマンによって確立された治療法です。 その長い歴史の中で、豊富な臨床実績を持つ補完・代替医療のひとつです。 ヨーロッパの多くの国では健康保険が適応され、日本での漢方のような位置づけになっています。 植物や動物、鉱物などを極限まで薄めたレメディと呼ばれるものを服用して、心や身体の自然治癒力に働きかける治療法です。 レメディは現在3,000種類以上あるといわれ、服用することで病気の人の身体に自然治癒力のスイッチを入れてくれます。 レメディとは ホメオパシーはしばしば、『同種療法』という紹介のされ方をします。 これは『似たような症状を引き起こすものが、似たような症状を治す』という考え方です。 ちょっとわかりにくいかもしれないので例を挙げて説明します。 ホメオパシーで用いるお薬のことをレメディといいます。 例えばタマネ
インフルエンザは宇宙からの影響力? インフルエンザにもう少しこだわる。インフルエンザ(Influenza)という言葉は、18世紀にイタリア語から英語に入ってきた外来語だが、意味は英語の"influence"(影響)と同じ。現代人からすると、インフルエンザはウイルスの影響と考えたいところだが、当時はなぜか宇宙にある天体の影響と考えられていた。 インフルエンザ(Influenza)という言葉が英語に入ったのは1743年のこと。全欧を覆った流行性感冒が"influenza di catarro(咽喉・鼻粘膜炎症のインフルエンザ)"と呼ばれた。人間の病気が、天体によって起こるという考え方は現代からすると奇妙だが、当時は広く受け入れられていたようだ。 典型例には、1493年にスイスのアインジーデルンで生まれたパラケルスス(Paracelsus)の医学論がある。彼は各種の病気は、天体がもたらす毒が原因
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
2001年にオランダの女優/コメディアンSylvia Millecamがquackeryを信じて乳癌で死亡した。Tony Sheldon[2004]によれば、この件には法律の緩和によって代替医療を拡大させたことが背後にあるという。[Tony Sheldon: "Netherlands to crack down on complementary medicine", BMJ 2004;328;485-, doi:10.1136/bmj.328.7438.485-c] The Netherlands is considering tougher laws on practitioners of complementary medicine after government health inspectors who were investigating the death from brea
2009.08.25 リスクマネージメント (2) カテゴリ:医療 リスクマネージメントの観点から医療安全を考える医師であれば、おおむね同じような考え方になると思われますが、「リスクマネージメントってなに?それ、食べられるの?」というレベルのお偉方も多数生息する我が国では、とんでもない事故調が出来る恐れがあります。私がつべこべ言うより、MRICのメルマガをお読み下さい。こういう院長のいる病院は良いなあ。たぶん一緒に働いていたことあるのだと思いますが、大昔なので確信はありません。 「医療事故調査委員会と安全」 MRIC by 医療ガバナンス学会 (2009年8月24日 08:01) 済生会宇都宮病院・医療制度研究会 中澤堅次 医療事故調の理念は医療安全だというが、大綱案には、事故による死亡に責任 追及が含まれる。推進する立場は、なぜ医療事故に責任を追求してはいけないの か、何故当たり前の
てるてるさんが、参議院厚生労働委員会7月7日の私の発言をまとめてくださいました。以下に貼り付けます。(細部の確認はネット中継をご覧ください) 参議院中継を実際にご覧になる方はおそらく少ないでしょうし、新聞などのメディアもほぼ報道しません。残るルートは、ネットだけです。コピペ自由です。 森岡正博 わたしは、衆議院提出B案の原案となった、いわゆる森岡杉本案の提唱者のひとりでございます。 内容としましては、おとなについては現行法のまま、 こどもについては、こどもにも意見表明の機会を与える、という案であります。 参議院におきましては、個人的には、E案に親近感を抱いております。 きょうはおもにA案に対して疑問点を述べさせていただきます。 まず第一点でありますが、これは親族優先提供であります。 A案の親族優先提供の条項は、削除すべきであると思います。 たとえば英国では、提供先の指定はガイドラインで禁止
前回は、日本の化学物質過敏症の第一人者である宮田幹夫先生の研究を紹介しました。「化学物質過敏症治療の先駆け」「Dr.化学物質過敏症」と言われている医学者が「全くの詐欺」と言われる商品にお墨付きを与えたとしても、それだけでは化学物質過敏症の疾患概念が怪しいとは言えません。分野全体はまともでも、たまたま一人だけがちょっとアレな人だったかもしれませんし。さて、今回は、国際的にも化学物質過敏症の第一人者とみなされているウィリアム・レイ(William Rea)医師を紹介します。 ウィリアム・レイ医師はアメリカ合衆国のテキサス州ダラスで環境健康センターを運営しています。ダラス環境健康センターと北里大学は共同研究を行っており、北里研究所病院臨床環境医学センターはダラスのECU(Environmental Control Unit)を参考にして作られているそうです。日本のマスコミでもとりあげられています
毎日新聞にて、■化学物質過敏症:治療に健保適用、70万人救済に道 10月から病名登録という記事が掲載された。 電子カルテシステムや電子化診療報酬請求書(レセプト)で使われる病名リストに、「化学物質過敏症(CS)」が新たに登録されることが11日分かった。10月1日付で厚生労働省と経済産業省の外郭団体・財団法人医療情報システム開発センター(東京都文京区)が改訂を予定している。国が公式にCSの存在を認めるのは初めて。健康保険で扱われる病名はこのリストに連動しており、改訂されれば、自己負担が原則だったCS治療に健保が適用されるため、推定約70万人とされる患者救済の大きな一歩となる。【宍戸護、田村佳子、河内敏康】 厚労省にCSを公認するよう求めてきた患者団体・シックハウス連絡会(東京都)によると、同省から今年5月、センターへ病名の登録を要望するように勧められた。6月1日にセンターから「CSを10月1
Tweets by @kumicit ■東芝がウェスチングハウスをコントロールできないことが勝利の決め手だった?(04/09) ■人生に意味を与えるUFO(03/14) ■UFO統計(03/14) ■2011年9月20日(01/30) ■180年くらい歴史がありそうな都市伝説「ブアメードの血」(08/06) ■143年の歴史を誇る都市伝説「ブアメードの血」Update 2016/08/05(08/05) ■メモ「人種偏見と発砲判断」(07/24) ■ハーブレメディは見過ごされている世界的健康被害(05/30) ■メモ「メスメリズムで死人が蘇生すると書いてたHahnemann」(05/08) ■メモ「ホメオパシーとデュナミスの関連調査中...」(05/05) ■メモ「危機的状況化での非難の政治力学」(04/24) ■メモ「災害後の人々の行動」(04/21) ■東芝がウェスチングハウスをコント
■なぜ臓器が足りないのか? そのとき何がおこるのか?(地下生活者の手遊び)にインスパイアされて、臓器売買について考えてみた。現在の日本において、臓器売買は禁止されている。しかし、臓器売買を明確な悪だと断ずることは難しい。以下のような状況を考えてみよう。 あなたは移植医である。患者Rは慢性腎不全で透析中であるが、医学的には腎移植を受けるのが望ましい状態であり、移植を受けられなければ近いうちに死に至る可能性が高い。あるとき、患者Rは、ドナー候補Dを連れてきて、生体腎移植を希望した。ドナー候補Dは健康で、少なくとも医学的にはドナー候補としては理想的であった。しかし、Dの外見が日本人には見えなかったので、不審に思い詳しく話を聞いてみると、DはRから金銭的な報酬を得てドナー候補になったことを教えてくれた。ことが露見することはまずないし、なったとしても移植医であるあなたは「臓器売買があったなんて知らな
科学的根拠の乏しい代替療法であっても、安価で安全でさえあれば、感冒などの自然治癒する病気や、逆に末期癌のような積極的な治療手段のない病気に(緩和ケアと併用しつつ)使用するのは、私は必ずしも否定しない。しかし、他の有効な治療法の妨げになるようであれば、許容できない。気管支喘息は、適切に治療しなければ死にうる病気である。気管支喘息について、標準的医療を否定し、根拠の乏しい代替療法を勧めるのは殺人に相当する行為である。由井寅子が学長を務めるThe Japan Royal Academy of Homoepathyのサイト*1より。 タイトル: 息苦しくなった時に喘息系の色々なレメディーを飲んでもなかなかヒットせずあまりの苦しさに気管支拡張剤を使ってしまう・・・というパターンが多いです。 記事No: 2404 投稿日: 2008/11/13(Thu) 01:15 投稿者: 女性・33・福岡県・一般
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高血圧には、1980年代後半から次々に新薬が登場し、格段に治療が進歩したとされている。 ところが2000年、米国立研究機関は、この常識を覆す研究結果を公表した。古くて安価な治療薬である利尿薬でも、有効性は高価な新薬と変わらなかったのだ。米国ではこれを受け、利尿薬を最初に使う薬として、治療指針に定めた。 しかし、04年に日本高血圧学会が作成した治療指針は違った。「カルシウム拮抗(きっこう)薬」や「アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB薬)」などの新薬を治療の軸とし、利尿薬はこれらの薬で効果が不十分な場合に併用する、と補助的な位置づけとした。米国に比べ、新薬使用を勧める内容だ。 指針を作成した委員のうち、国公立大医師9人全員に、指針作成までの3年間で計8億2000万円の寄付が新薬メーカーからあったことが、読売新聞の情報公開請求でわかった。 委員長を務めた猿田享男(たかお)慶応大名誉教授は「大学の
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