http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20110215/1297760957 『アーロン収容所』を読んだのはずいぶん前のことなので、そんな一節があったことなんてすっかり忘れてたよ。いま読み直してみればより面白いかな、と思って探してみたけど見当たらない。ということは父がもってたのを読んだのかな? 既にブコメで書いておいたことだが、この手の似非文明論にはきっちり反論しておくべきだと思うので、改めて。 牧畜の経験云々は七平メソッドのネタの一つだという時点ですでに眉につばすべきであるわけだが、日露戦争で日本軍が捕虜にしたロシア人が86,663人(そのうち79,454人を国内で収容)、第一次世界大戦時に捕虜にしたドイツ人が4,484人(国内で4,697人を収容、なお他にオーストリア人捕虜などがいる)で、それだけの数の捕虜をきちんと管理し処遇できたという歴史的な事実によってたちど