マクガバンレポートとは 1977年アメリカ上院で「国民栄養問題アメリカ上院特別委員会」を設置し、全世界からよりすぐりの医学・栄養学者を結集して「食事(栄養)と健康・慢性疾患の関係」についての世界的規模の調査・研究が7年間の歳月と数千万ドルの国費を投入して行なわれ、5000ページに及ぶ膨大な報告がなされた。それを「上院レポート」又は委員長の名前をとって「マクガバンレポート」言います。 その当時アメリカでは心臓病の死亡率が一位で、癌は二位でしたが、心臓病だけでもアメリカの経済はパンクしかねないと言われる程医療費が増大していて(1977年には1180億ドル―約25兆円)そんな財政的危機を何とか打開しようということではじめられました。 マクガバン氏の力説 アメリカがこのような膨大な調査に取り組んだ目的は経済危機を何とかしようとしてのことで