[ワシントン 12日 ロイター] バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は12日、連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に記者会見を行った。 発言内容は以下の通り。 12月12日、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は12日、連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に記者会見を行った。ワシントンで同日撮影(2012年 ロイター/Kevin Lamarque) <潜在成長率は多少鈍化の可能性> 少なくとも一時的ではあるにせよ、金融危機に伴い米経済の基調的な潜在成長率は多少鈍化した可能性があると認識している。すなわち起業や投資、技術革新などが損われ、最低でも一定の成長率鈍化の部分要因になっていると考えられる。 <「崖」の影響すでに表明化> 「財政の崖」はまだ転落が決定的になる時点に到達していないとはいえ、その影響はすでにはっきりと表れており、先行き不透明感や悲観的心理という形で企業の投資や採用