米Oracleは4月20日(現地時間)、米Sun Microsystemsの買収を発表した。 Sun株1つあたり9.50ドルをキャッシュで支払い、買収総額は56億ドルに上る見込み。Sun買収を巡っては4月上旬にかけてIBMとの買収交渉が進んでいたといわれ、最終的には金額的な問題で破談したと米Wall Street Journalが報じていた。 詳報については追ってレポートしていく。
スルガ銀行は2008年3月6日、日本IBMに111億700万円の損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起したと発表した。「新経営システム」の開発を委託したが、「IBMの債務不履行により開発を中止せざるを得なくなった」(広報)ことにより被った損害や逸失利益などの賠償を求めたもの。 スルガ銀が導入を目指していたのは、IBMのオープン勘定系パッケージ「NEFSS/Corebank」。2004年9月にプロジェクトを開始していた。当初は2008年1月の稼働を目指していたが、開発遅れにより、延期していた。 スルガ銀はNEFSS/Corebankの導入は中止するものの新経営システムの構築プロジェクト自体は引き続き進めるという。スルガ銀の現行の勘定系システムは日本IBM製。 日本IBMは、「訴状を見てないので詳細は分からないが、契約上の義務は果たしたと認識している」(広報)とコメントする。
東京新聞の記事や読売新聞の記事などによれば、マイクロフィルムで保管されている年金記録「旧台帳」1466万件のコンピュータ入力作業を、現在約1600人の派遣アルバイトが行っているとのこと。ところが昨年12月10日よりフルキャストから派遣された中に、中国人のアルバイト50人ないし60人が含まれていた。「日本語を話せるし、漢字も書ける」というふれこみだったのだが、実際は大量の転記ミスが発生し、約9日間に入力された20万件ないし25万件を全てやり直すはめになったそうだ。間違いは、姓と名の分け目を間違い(「金田」を「金」としたり)、旧字体やひらがなを読み取れなかったり、といったもの。何というか、ちょっと無理があったようだ。
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